「花鳥風月写真展」(13日まで・上田市立美術館) ★上田市の「アイ写真工房」が主催。
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上田市緑が丘のアイ写真工房は13日まで、同市天神3、市立美術館の市民アトリエ・ギャラリーで「花鳥風月写真展」を開いている。
同店が写真愛好家に作品発表の場を提供しようと2016年から開いている。
73人の作品を全紙サイズにプリントして並べた。
また、写真家の萩原れいこさんや渡邉幸江(蔡瑩)さんら、プロ6人の作品も同時展示している。
虫を補食しようと鱗を光らせて水面を跳ねる淡水魚オイカワ。
月下に咲くサクラーなど。
それぞれの視点で切り取った一瞬が見る人の心を引きつける。
同市上塩尻の滝沢秋彦さん(70)は、紅葉を水面に映す軽井沢町の雲場池を撮影した「憩いの水辺」を展示。
「自然の中で生きる野鳥やチョウなども風景の一部ととらえて撮っている。同じ場所でも天候や光の具合で写り方が全然違うのが面白く、偶然の出合いも楽しみです」と話す。
11日、午後3時から会場で、写真家の佐藤大史さんと、プリンティングディレクターの鈴木利行さんが「写真をまとめる。本にする」をテーマにトークショーを開く。
同店の山岸春夫代表(55)は「撮りためた写真をまとめ、自分の集大成として足跡を残すためのヒントになれば」という。
入場無料。
展示時間は、午前9時半から午後5時まで。
最終日は午後4時まで。