上田絵画クラブが「会員展」(26日・上田市の上田ガス(株)本社Ｇａｓギャラリー)

　上田絵画クラブは26日まで「第28回 会員展」を、上田市天神の上田ガス㈱本社Ｇａｓギャラリーで開いている。
　雪の浅間山や独鈷山、千曲川など県内の風景を描いた油彩やアクリル、スケッチなど30点余を展示した。

　同会は１９９８年に結成。
　現在の会員は同市中央北の黒澤弘幸会長（87）と同市五加の堀内正二さん（80）、同市常磐城の田村信行さん（81）、同市下室賀の池田惠勇さん（82）の４人。

　毎月３回、市中央公民館で例会を開き、和気あいあいと活動しているという。
　会員展は「コロナ禍」で、３年ぶりの開催。

　黒澤会長らは「作品を見てもらえるのは励み、意欲が湧きます」とうなずきあっている。

　「浅間山待春」などを出品した堀内さんは「描いていると集中して他のことを忘れます。絵が作品として残るのもうれしい」。

　黒澤会長は「60歳の定年を機に描き始め、これまで続けてきて良かったのは仲間ができたこと。絵の中に風の流れが感じられるように描きたい」と話していた。

　入場無料。
　展示時間は、午前９時から午後４時半まで。
　最終日は午後３時まで。