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上田女子短期大学の学生、感染症に苦しむ子どもたちにワクチンを!エコキャップ回収呼びかけ。

テーマ:上田市ニュース

【協力を呼びかける学生(上田市役所2階のまちのアトリエ)】

 上田女子短期大学の幼児教育学科2年の学生4人が、感染症に苦しむ子どもたちのために”ペットボトルのふたを集めてワクチンに替え”、発展途上の国に届けようと活動している。

 4人は「地域と繋がろう」をテーマにする児童文化演習を受講する古畑歩愛さんと中村睦さん、藤木理名さん、渡邉沙綺さん。
幼児教育の授業や実習で、世界にはポリオなどの感染症に苦しむ子どもたちがいることを知り「何とかして助けたい」と強く思ったことが行動を起こす原動力になったという。

 身近にあるものでできる活動をと考えてエコキャップの回収を決め「1人でも多くの子どもたちにワクチンを届けたい」と地域住民らに協力を求めている。
 青い魚やペンギンなどをデザインしたかわいらしい回収箱を制作。
同短大の学生ホールや長野大学、信州大学繊維学部などに設置。
16日には、上田市役所を訪れて本庁舎2階のまちのアトリエと1階総合受付、地下1階の自動販売機前に置いた。

 いずれの場所も12月8日まで設置し、集まったエコキャップは認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを日本委員会」に届ける。

 4人は「10人にワクチンを届けられる1万個が目標。小さな思いもたくさん集まれば大きな思いになり、1人の命につながる。ぜひご協力をお願いします」と呼びかけている。