初の共同企画展「刀剣と甲冑」(9月3日まで・「上田市立美術館」「上田市立博物館」)
テーマ:上田市ニュース
上田市天神の市立美術館と同市二の丸の市立博物館は初の共同企画展「刀剣と甲冑」を2会場で同時に開いている。
9月3日まで。
両館とも開館時間は午前9時から午後5時。
上田地域ゆかりの刀剣や甲冑などに焦点を当てて展示しており、市立美術館の山嵜敦子館長は「地域の歴史に目を向け、時代を超えて大切に伝えてきた人々の思いや地域に根づく刀剣文化を感じ取っていただきたい」と来場を呼びかける。
◆上田市立美術館
上田市立美術館では、古代の古墳に副葬された直刀や戦国時代の真田氏ゆかりの名刀、現在活躍中の刀匠の作品など刀剣を中心に50点余を展示した。
小県郡赤岩村(現・東御市滋野)に生まれ、上田でも工房を構えた江戸時代後期の名匠、山浦真雄と弟の山浦環(源清麿)の太刀や短刀、坂城町の人間国宝、故宮入行平(昭平)の脇差は圧巻だ。
上田市腰越の鳥羽山洞窟遺跡から出土した鉄剣や鹿角装刀子、茎(なかご)に真田家の家紋「六連銭」の金象嵌が施された松代の矢沢家伝来の脇差なども並ぶ。
火曜日休館。
観覧料一般800円。





◆上田市立博物館
上田市立博物館では甲冑を中心に、上田藩を治めた真田、仙石、松平家とその家臣の武具や刀剣など40点余を展示した。
藩主、松平忠周(ただちか)が元服(15歳)後、初めて甲冑を着る儀式「御着始(おきぞめ)」で用いた具足は、全体的に小ぶりに作られている。
また、最後の藩主、松平忠礼(ただなり)所用の「畳具足」は、茶色の「羅紗(厚地の毛織物)」で包んだ革で作られており、折りたたんで運べるようにできている。
初代藩主、真田信之所用の鐙(あぶみ)なども並ぶ。
水曜日休館。
観覧料一般500円。







