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荒井かぎ子さん(72)=上田市殿城= 「豊殿の魅力伝える」初の写真展を開催!

テーマ:ひと

 「大好きな豊殿の素敵な風景を多くの人に伝えたい」―。
 荒井かぎ子さんは29日まで、上田市立美術館のアトリエで初の「写真展」を開いている。

 荒井さんは丸子町(現・上田市)生田生まれ。
 22歳で結婚して上田市殿城に住むようになって今年で50年。
 自宅前を流れる行沢川にかかる橋に立つと太郎山や夫神岳、女神岳、蓼科山、烏帽子岳など周囲の360度に山が連なる。
 日の出前に雪の北アルプス連峰がピンクに染まり、徐々に太郎山や周辺の山々が赤く光っていく”幻想的なマジックアワー”の瞬間に、何度も立ち合ってきた。

 「この景色を撮っておきたい」という長く抱き続けてきた思いを行動に移したのは今年2月。
 何年も前に通販で購入したコンパクトカメラを取り出して、真っ赤な太陽が子檀嶺岳に沈む瞬間や、水田に飛来するサギ、青空に映える鮮やかなサルスベリの花など、自宅の近くにあるものや自宅から見えるものを「何でも撮った」。

 夕日に照らされる上信越自動車道の上田ローマン橋の下で、犬の散歩をする人たちが言葉を交わし合う作品「また 会えましたネ」は今年の写真県展に初出品し、自由作品の部で特選2席を受賞した。

 「写真展を見た後には、ぜひ空を見上げてほしい。身近なところにもいいものや不思議なことがたくさんあるはず。皆さんが住んでいるところの良さを再確認するきっかけになればうれしい」と話す。