上田市真田町に「千古の滝窯」を設立した陶芸家の都築誠さん(84)と陶芸仲間が「101回 窯焚きの窯出し作業」を行う!再出発を果たす
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上田市真田町長に「千古の滝窯」を設立した陶芸家の都築誠さん(84)=真田町本原=と陶芸仲間は、このほど「101回 窯焚きの窯出し作業」を行って再出発を果たした。
都築さんは1999年に陶芸仲間とともに千古の滝窯を造って年間で3回の窯焚きを主催。2011年には窯焚き80回を達成し、新たに「80歳で窯焚き100回」という目標を立て昨年5月に達成した。
今回は、再出発の101回目の窯焚きで11月1日から作品を持ち込んだ。
4日から6日に窯詰め、8日から13日に窯焚き。
2週間冷やして窯出しとなった。
作業では、都築さんが作品1つ1つを慎重に取り出し、仲間達が取り出した窯の位置別に置く作業を手伝った。
アカマツの薪で焚く陶芸作品は釉薬を使わないのに素晴らしい艶や色が出るのが特徴だ。
「薪で焚く窯は大変な労力がいるが、窯の場所や土によって創造もつかないようなおもしろい作品ができるのが魅力です」と都築さん。
この日は、案内を受けた土屋陽一市長が視察に訪れていた。