上田商工会議所が「新商品・新サービス」などの発表会を開く!中小企業支援
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上田商工会議所はこのほど、中小企業支援のため「新商品・新サービスなどの発表会」を、上田商議所で開いた。
第23回の発表会で、クリーニングの㈱みつみ(上田市神畑、代表・松田健司さん)、香りと薬草処「玄香庵 月ノ灯」(上田市長瀬、代表・田口直子さん)、岡田フォトオフィス(上田市中野、代表・岡田光司さん)の3事業所がPRした。
【みつみ】
クリーニング24時間取り扱いロボット受付機・引取機「クルたん」

来年60周年を迎え、店名は「クリーニングハウスみつみ」。
衣類、革製品、カーテンなどのクリーニングや染み抜き、撥水・防虫加工、靴のリメイク、リフォームなど幅広いサービスを提供。
「クルたん」導入は、多様なライフスタイルへの対応、人手不足、新型コロナ対策などのニーズから。
非接触・非対面で24時間いつでもクリーニングの受付と引取ができるようにした。
ロボットは神畑、常田、古里の3店舗で導入。
受付は、タッチパネルで仕上がり日を選び、専用バッグに入れて受付機に投入、引換券を受け取るだけ。
※申込時に600円、現在は先着1000人に無料プレゼント中
引取は、タッチパネルにタッチし、引換券などのバーコードを読み取り部分にかざし、クリーニングをした品物を取出口から受け取る。
初回だけ店舗窓口での登録が必要になる。
スマホアプリを使うと会員カードが不要、お預かり票不要などメリットがある。
松田さんは「クルたんで皆さまの健康と生活・暮らしのサポートを推進したい」と話していた。
問い合わせ(電話)0268・22・5189(神畑本店)
【香りと薬草処「玄香庵 月の灯」】
香りと薬草の専門店オープン!

今年6月、長昌寺の土蔵を改装してオープンした。
田口さんは「香りに関することが好きで、出産後はアロマを取り入れ、嫁ぎ先のお寺にはお香があった。5年前から本格的にアロマやお香の勉強を始め、魅力と奥深さに感動し、多くの人と共有したいと考え、開業した。暗い闇を照らす月の灯りのように、深く優しい香りで心と体を癒すお手伝いをしたい。日本文化の伝承にも役立てば幸い。オンラインショップでは香りは分からない。実際に香りを聞いてもらいたい」と語る。
田口さんは、長野県内初のお香を調合し、製作する香司を育成できる「教授香司」。
1階はショップ、2階は少人数の教室できるスペース。
販売は、10グラムからの量り売りや、50種類以上の線香、匂い袋などの「お香」。
オリジナルやブレンドハーブティーなど40種以上の「ハーブ」。
60種以上の精油、雑貨など。
ワークショップで、自分好みのオリジナルもつくることができる。
販売は、10グラムからの量り売りや、線香、匂い袋、オリジナルハーブティー、精油など。
量り売りだけでも100種類あり、容器を持参すると30円引きに。
営業時間は、木曜と金曜の午前10時から午後5時。
出張のワークショップもある。(電話)070・8940・8205
【岡田フォトオフィス】
写真絵本「赤い鉄橋を渡っていくよ」出版!

岡田さんは、1991年に写真家として独立。
1998年に上田に移住。
撮影以外の業務を妻の岡田康子さんが担っている。
岡田さんの写真や動画は、テレビ番組でも利用されたり、上田市の日本遺産などでも広く知られるようになった。
ゆうちょ銀行のカレンダーや、日本国際切手展に採用されるなど活躍している。
今回の写真絵本は、初の夫婦共著。
文研出版から「えほんのもり」シリーズで出版。
A4変形判、40ページ、1650円。初版3000部。
岡田康子さんは「40ページに約60点の写真を掲載、皆が応援した別所線の復旧への物語。岡田光司が撮影した写真に合わせて、私が実話を基にして物語りを考えた」と話す。
主人公は、上田駅の近くに住む子どもが、別所線で祖父母に会いに別所温泉駅に向かう。
台風被害前からの花が印象的な鉄橋と別所線の写真や、路線図などを掲載。
台風被害の写真、復旧工事、全線開通の写真などを掲載している。
11月から書店で販売されており、全国から感想が届いている。
今後、小学校などでの朗読会を行いたいという。
来年2023年5月に東京・神田神保町の絵本専門店で写真展が予定されている。
問い合わせ(電話)0268・39・2141