上田市の滝沢涼さんが「国際協力機構・JICAの海外協力隊」の隊員としてモンゴルに2年間派遣される!
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上田市緑が丘の作業療法士、滝沢涼さん(28)は「国際協力機構・JICAの海外協力隊」の隊員として、来月からモンゴルに2年間派遣される。
出発を前に15日、上田市役所で土屋陽一市長を表敬訪問した。
滝沢さんは作業療法士として鹿教湯病院に勤務。
海外協力隊への応募は、作業療法士になるための専門学校で、JICAの海外協力隊を経験した教員の影響から。
ウランバートル市のリハビリテーション病院に派遣される。
派遣のため、福島県の二本松で訓練を受け、入国後も1カ月間は語学の勉強をしてから現場に入る。
派遣中は鹿教湯病院を休職、帰国後に復帰する予定。
市役所にはJICA東京の半谷良三さん、JICA長野デスクのムーア美紀さんと一緒に訪れた。
ムーア美紀さんは、上田市住吉出身で6年前に同様に土屋市長を表敬訪問し、観光事業促進のためにタイで活動した。
滝沢さんは「鹿教湯病院で6年勤務した経験を基に、モンゴルのスタッフに伝え、質の高い作業療法を提供できる環境をつくりたい。長野県、上田市がどのようなところかも伝えたい」と抱負を語った。
モンゴル側からは、脳卒中などからのリハビリへの対処が求められ、滝沢さんの経験と一致したという。
土屋市長は「作業療法士の経験を生かして活動し、健康に留意して頑張って。モンゴルの皆さんに長野県の良さも伝えて」と激励し、記念品を贈った。