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上田市の大輪寺が二十八世近藤光俊住職の「結制法要」を行う!

テーマ:上田市ニュース

近藤住職(右)から竹篦を授かる豊樹首座和尚】
【問答を戦わせる豊樹首座和尚(前列右端)】

 上田市中央北の大輪寺は、同寺本堂で二十八世近藤光俊住職(43)の「結制法要」を行った。
 関係寺院の僧侶や檀信徒ら約230人が参加した。

 法要のなかで博道先代住職の三男で、現住職の弟、豊樹和尚(30)が「首座(しゅそ)」の役を受けて禅問答を繰り広げる「法戦(ほっせん)式」を行った。

 参列の僧侶が般若心経を読経した後、豊樹首座和尚が問答の課題である本則を唱え、弁事が「頌(じゅ)」を唱えた。
 豊樹首座和尚は、近藤住職から「竹篦(しっぺい)」を授かり、修行僧と気迫に満ちた問答を戦わせた。

 首座和尚を補佐する書記は近藤住職の弟で豊樹首座和尚の兄、で佐久市の最明院の増田典雄住職(40)が務めた。

 同寺護持会の尾和慶襯会長(82)=上田市大手=は「結制法要の儀式に参列できたことはわたしどもにとって大変喜ばしいこと。親子ご兄弟がそろった姿を目の当たりにし、創建以来400年を超える歴史の重みを感じて大きな感動を受けました」とあいさつした。