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東御市の祢津スポーツ少年団野球チームが「カウントボード」の修理を行う! ★体験複合施設「ミマキウッドラボ」で。

テーマ:とうみニュース

【修理したカウントボードと参加した新6年生ら】

 東御市の祢津スポーツ少年団野球チームはこのほど、試合などで使用する「カウントボード」の修理を、同市下之城の木の体験複合施設「ミマキウッドラボ」で行った。

 キャプテンの山辺陽太さんら新6年生4人と保護者らが参加。カウントボードは10年以上使用しているもので、ボールやストライク数を表示する「B」や「S」の円形プレートが古くなっていた。

 この日は、施設職員の指導と木材の説明を聞きながら、プレートを木材で手作り。
 子どもたちがマスキングテープを張り、色を塗るなどして、新しいプレートを完成させた。
 また、オリジナルのチームロゴを焼き付けたプレートも取り付けた。

 同チームは昨年、設立60周年を迎えた。
 代表の篠原美文さんによると、野球用具は古くなっているものもあり、今回の修理は子どもたちに道具の大切さをより感じてもらおうと企画。
 また、団員活動にはSDGsに沿った目標が掲げられており、その一つの「長年活用できるように道具やユニホームなどを大切に扱う」に基づく活動でもある。
 そして、木材の素晴らしさや可能性を感じることができる同施設に相談し、修理体験を用意した。

 山辺さんは「せっかく修理した道具、壊したり壊されたりしたくはないので、雑に扱わないことを大切にしながら、楽しく活動したい」と話した。

 篠原さんは「野球だけでなく、手作りの用具を通じた新しい発想や発見に期待した。豊かな経験となり、新たなスキルを身につけながら、物を大切にする気持ちを育む機会につながれば」と話していた。