上田市のASPINA・シナノケンシ(株)の横沢あかりさんが「文部科学大臣表彰・創意工夫功労者賞」を受賞!
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令和6年度科学技術分野の「文部科学大臣表彰・創意工夫功労者賞」で、上田市のASPINA・シナノケンシ(株)の横沢あかりさんが「SMT工程段取り時間短縮の改善」で受賞した。
同社の受賞は、2年連続となった。
創意工夫功労者賞は、科学技術に携わる人の意欲と、科学技術水準の向上に寄与することを目的にしている。
科学技術に関する研究開発、理解増進などで顕著な成果を収めた人に贈られる大臣表彰の一つ。
優れた創意工夫で職域における科学技術の進歩、改良などに貢献した人を表彰している。
今年度の受賞は県内で5社8人が受賞。
同社では、日頃から数多くの改善提案が行われている。
その中でも優れた内容の数件を選んで応募した。
昨年度に初めて応募した、生産部切削加工課の高藤真悟さんが受賞。多品種少量の生産品でも手作業を少なくし、より自動化を進める改善の取り組みが高く評価された。
上田市真田町本原の横沢さんは、2009年入社で3児の母。
生産部前加工課で勤務している。
改善提案は、ボールペンの先端のように小さな電子部品を基板に取り付ける工程で大きく3点の見直しを行ったもの。
1つは、数多くの小さな電子部品をリボンにつけて巻いたリールの運搬距離を52mから0mにする工場レイアウトの改善。
2つは、基板へ部品を取り付ける機械には、部品を供給するリールを差し込む位置について、数多く使われる部品のリール位置を固定している。これを、状況に応じて見直すことで作業を短縮。
3つは、多くの種類があるリールを大別して色分けするなどして配置。
このことで、リールを探す時間と戻す時間を短縮。
3つの工程で28分かかっていたものを22.6分、5.4分短縮させる成果につながった。
横沢さんは「改善提案はこれまで何度も行い、社内の賞はいただいているが、大臣表彰を受賞できて嬉しい。どのような機種でも偏りがないようにバランスを調整するのが難しい点でした」と話していた。



