「交通栄誉章の緑十字銀賞」を受章!竹内敬三さん。上原英雄さん。肥田野秀知さん。眞田陸送㈱が「交通安全優良事業所」。
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依田窪交通安全協会理事の竹内敬三さん(67)=上田市中丸子=と上田交通安全協会副会長の上原英雄さん(73)=青木村田沢=、県安全運転管理者協会上小支部長の肥田野秀知さん(72)=上田市大屋=は「交通栄誉章の緑十字銀章」を受章した。
また眞田陸送㈱=同市真田町長=は交通安全優良事業所として表彰された。
都内でこのほど開かれた交通安全国民運動中央大会で表彰された。
上原さんと肥田野さん、眞田陸送の一之瀬治社長(61)はこのほど、上田警察署を訪れて吉澤敏署長に受章を報告。
表彰式に出席できなかった竹内さんには吉澤署長が表彰状を伝達した。
交通栄誉章は警察庁と全日本交通安全協会が交通安全に対する顕著な功績があった人を表彰するもの。
今年の県内受章者は緑十字金章が3人、緑十字銀章は12人。
優良運転者として表彰された竹内さんは運転歴51年。
これまで36年間無事故無違反を続けている。
自動車販売、整備の㈱エリート・モータースを経営し「仕事柄毎日運転しているが、交差点を通過する時などは、もしかしたらという気持ちをいつも持って運転している。これを機会に自分の運転を改めて見直し、より一層安全運転に心がけたい」。
交通安全功労者として表彰された上原さんは、特に子どもと高齢者の交通事故防止を呼びかけている。
青木小学校の自転車クラブや高齢者対象の電動車いす講習会などに長年にわたり尽力している。
「悲惨な事故は被害者にも加害者にも一生、深い心の傷が残る。交通事故のない安心安全な地域づくりを目指している」。
交通安全功労者として表彰された肥田野さんは、県安全運転管理者協会上小支部の大屋分会監事など歴任し、現在は支部長を務める。
「企業活動をしながらの活動で、年4、5回開く安全運転管理者に対する法定講習の設営などで苦労もあったが、今後も安全運転を心がけていきたい」と話した。
交通安全優良事業所として全日本交通安全協会から表彰された眞田陸送㈱は、トラック21台を保有する。
一之瀬社長は「毎朝、安全運転を呼びかけてから社員を送り出している。大きな車を扱っているので、一般ドライバーの見本となるようにと指導しており、引き続き安全運転に努めたい」と話した。同社は3年連続で県プロドライバー事故防止コンクールの最優秀事業所に選ばれている。