第1回「国勢調査資料」が上田市の栁澤家に保管!
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10月1日を基準日として、日本に住むすべての人口と世帯を対象に行う「令和7年国勢調査」が全国一斉に実施されている。
上田市中央5の味噌・醤油醸造業「酒富醸造(株)」(栁澤憲一郎社長)には、105年前の「第1回国勢調査」の調査資料が保管されている。
国政調査は世界の列強に肩を並べるため1920(大正9)年に初めて大規模な調査を実施。
今回22回目。
栁澤家に保管されている資料は、栁澤社長の曾祖父の富八さんが、第1回国政調査の調査員を内閣府から任命された時のもの。
資料は国勢調査を行う主旨や調査方法、調査員の心得などを記載した冊子、それぞれの事例に対処するための質疑集、国勢調査員に贈られた記念章としてのメダルと賞状、記念切手など。
第1回目から6回目までは「現在地方式」で行われていたため、長野県が配布した国勢調査の説明書には「特に注意して貰いたいことは九月末から十月初めにかけては各種の大会総会団体旅行等を為(な)さぬこと、なるべく泊まりがけに他所(よそ)に行かないこと、又泊まり込みになる様な遠方の人を招かないこと」と記載され、平常の実態を調査する狙いがうかがえる。
さらに「社会の実況を知るために行うので課税のためでも犯罪を探す為ではありません」とも記している。
「我が国は世界五大強国の一でありますから(中略)外国に劣らぬ立派な成績を挙げるようにしたいもの」と結んでいる。
7回目の調査からは「常駐地方式」に変更されて、現在に至っている。



