上田市で、女性専用リラクゼーションサロンを営む、中村恵さん。「子どもを産まないと決めた」女性の集い「ノンママの会」を発足!
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=上田市保野リラクゼーション「ふわり」】
心地よいアロマの香りと、ナチュラルなインテリアが迎えてくれる店内。
上田市保野の女性専用リラクゼーションサロンを営む、中村恵さん(34)。
仕事の傍ら、「子どもを産まないと決めた」女性の集い「ノンママの会」を発足させた。
かつては「結婚して出産するのが幸せだと思っていた」。
だが、結婚後なかなか授からず不妊治療を受けた。大好きな仕事をセーブし、費用もかさむ。「そこまでして私、子どもが欲しいのかな」。疑問を抱いた。
その後、離婚。同店を開業し、「やりたかったのはこちらの道だ」と強く感じた。
そこから迷いはなかったが、昨年、子育て中の相手から「子どもを産んでいないのは一人前ではない」「人として未完成」という言葉を会話の中で投げかけられ、心を痛めた。周りも「気にすることない」と励ましてくれたが、何か違和感を覚えていた。
救いを求め本を読み漁る中、子どもを持たない女性の集いについて書かれた本に出会い、自分もやってみようと決意。
精神科医・香山リカ氏の著書「ノンママという生き方」から名づけ、SNSで募集したところ、大きな反響があった。
県外からも参加希望があり、現在メンバーは8人。3月、初回の開催にこぎつけた。皆すぐに打ち解け、共感し、話が尽きなかった。
次回は5月。
今後は婦人科系の病気の啓蒙や、医師の講話も予定されている。
子どもは好きだ。「育児も素晴らしいこと。否定したいわけではなく、認め合っていきたい」。
店には昨年、新たに妊婦用のメニューも新設。会と同じく「多様な女性に寄り添い、安心できる場所の提供」を目指している。
少子化問題が大きく取り上げられる今、「国のために、人の役に立てていないのでは」と悩むメンバーも多い。
中村さんは「罪悪感を抱えて生きていくのは辛いし、もったいない。堂々と生きていきたい」と前を向く。



