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上田ハンドボール協会が「小学生交流大会」を行う! ★2028年に長野県で開催予定の「国民スポーツ大会」に向けた「競技普及・強化のため」

テーマ:上田市ニュース

◆元気に交流試合を行う上田市と千曲市の児童

 上田ハンドボール協会(矢島富士男会長)は、このほど「小学生交流大会」を、上田市の自然運動公園体育館で行った。
 これは、2028年に長野県で開催予定の「国民スポーツ大会」に向けた「競技普及・強化のため」のもの。

 長野県開催の国民スポーツ大会には、現在の小学5年生以上が出場する可能性がある。

 同協会では、自然運動公園体育館がハンドボール競技を行う会場の一つとされている。
このことから「上田市スポーツ協会から補助金を得て小中学生を対象にした講習会」と「小学生交流大会」を企画。

 講習会では、小学1年から4年と、小学5学から中学生を対象にした2部制。
元ハンドボール男子日本代表の銘苅淳さんが講師を務めた。

 小学生交流大会には、上田ハンドボールクラブ、千曲市の埴生小学校ハンドボール班とNagano Yeti KIDS Handball Teamが参加。就学前児童から中学生までの100人ほどが、トップチーム、小学5年以下の新チーム、小学校低学年チーム(特別ルール)、選抜男子と選抜女子などに分かれて試合に臨んだ。

 開会で矢島会長は「チャレンジをしましょう。勇気を持ってプレーしましょう。シュートを積極的に打ちましょう」と試合で心掛けるプレーを話してあいさつ。児童生徒は練習で体を温めてから、試合時間10分と7分(低学年)で次々に試合を行った。男子も女子も元気いっぱいにコートを駆けまわり、仲間からのボールをジャンプシュートをしたり、シュートしたボールをブロックしにくくさせるバウンドなどを行い、得点を重ねていた。

 就学前からハンドボールをしている上田ハンドボールクラブで西小4年生の五十嵐桜祐さんは「プレーではシュートが楽しい。筋肉を鍛えてシュートをもっと速く投げられるようにしたい。今後、長野県の代表選手になりたい」と話していた。

 上田市でのハンドボール普及・拡大の課題では、中学校にハンドボールの部活がないことがあり、今後の部活動の地域クラブ移行の流れに注目しているという。