丸子修学館高校「未来」像の清掃「お身ぬぐい」を生徒会役員が行う!
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上田市の丸子修学館高校はこのほど、太平洋戦争による学徒勤労動員先で地震により殉職した生徒を偲び伝える「未来」像の清掃「お身ぬぐい」を生徒会役員が行った。
殉職した生徒は、当時の丸子農商学校商業科4年生、5年生。
三菱重工業名古屋航空機製作所道徳工場に動員されていた。
昭和19年12月7日午後1時36分に発生した東南海地震で、4人が殉職した。
殉難碑建立委員会、同窓会が”亡き友を偲び”、災害の事実を後世に伝え、悲しみを繰り返さないため、校内の同窓会館前に平成元年12月7日建立した。
「お身ぬぐい」は毎年この時期に行っている。
生徒の代表として生徒会役員11人や西澤国之校長らが参加。
「未来」像の清掃を行い、全員で黙祷を捧げた。
西山結菜生徒会長が「戦争がなければ地震に遭うことなく亡くならずに済むはずの命でした。戦争は絶対にしてはいけないと思います。世界に目を向けるとロシアがウクライナに侵攻し、平和とは言えなくなっています。歴史が繰り返されています。過去に戦争でどんなことがあったかを調べることで、戦争がどれだけ悲しいことかを知り、未来へと受け継ぐことが大切。この式はそのための式だと思っています」と語った。
西澤校長は「希望に燃えて学んだ卒業生、3万2000人余、全国で活躍している。未来の像は、不幸にして殉難した4人の慰霊碑です。この時代は多くの同窓生が戦場で非業の死を遂げた。過去の歴史を忘れることなく、平和を願う気持ちを後世に伝えたい」と語った。



