㈱大栄製作所=小諸市加増= 塩川秀忠社長(58) 「サクションロール」好調!
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小諸市加増の㈱大栄製作所は、光学フィルムの生産ラインに使われる「サクションロール」など各種ロールや、省力機械機器などの設計製作を手掛ける。
同市に本社と工場が、福岡県に九州工場がある。
塩川秀忠社長(58)に展望を聞いた。
―サクションロールについて
近年の事業の中心。この製品を生産できる会社は国内でも少ない。他にない技術を有し競合が少ない点は当社の強みといえる。
2020年より前は半年先の仕事を受ける体制だった。現在は情勢の変化もあるが、1年先の仕事が入っており、1年半先の仕事も決まり始めている状況。受注は安定しているといえる。
スマートフォンや電気自動車などで使われるリチウムイオン電池需要に伴う注文も多く、この需要が続く限りは好調を維持できるはず。中国経済の影響は大きく、中国経済が良くなれば当社の仕事も増えると見ている。
─昨年の業績は
物価高騰、円安相場などの影響は少なかった。
今期売上は近年と同等の10億前後を見込む。利益を踏まえ、1億円ほど機械や建屋への設備投資を行った。
─今後の展望は
サクションロールは非常に精密な製品の製造に使用されており、次世代の技術にも必要となる可能性はある。
しばらくはサクションロールが好調だと考えている。
しかし、その先を見据えアンテナを高くして、当社の技術が次の世代に対応できるように情報を集めている。
─社員の待遇や働き方、今後の会社の方針は
昨年や今年など利益が出ている年は賞与を増やすなど社員に還元してきた。
休日は年間122日で、完全週休2日と年末年始などの連休がある。残業はほとんどないようにしている。
2022年の設立50周年を機に、次の50年に向けた目標「働きやすい・働きがいのある会社ナンバー1」、「お客様の信頼ナンバー1」、「地域貢献ナンバー1」を掲げた。
―小諸商工会議所の活動は
副会頭3期を経て2022年に会頭に就任した。
昨年は、小諸事業者が出店をするイベントにも取り組み、今年3月には東京タワーで小諸フェアを予定。
外から見た小諸や小諸の商品など、東京に出たことで見えた課題もある、一緒に知恵を出して頑張っていきたい。
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創立1972年9月。
資本金1000万円、社員数60人。
営業品目は、一般ロール、特殊精密ロール、サクションロールの設計製作、機械装置、省力機械―など。



