上田市の長小学校の児童が「砂防えん堤の現地学習」を行う! ★砂防えん堤は、昨年9月16日に発生した「長地区土砂災害」で、人家への被害を大きく防いだ。
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上田市の長小学校4年生は、社会科の授業で「砂防えん堤の現地学習」を行った。
砂防えん堤は、昨年9月16日に発生した「長地区土砂災害」で、人家への被害を大きく防いだ。
長地区土砂災害は夕方発生。
長野県が設置する真田の雨量計では20分間だけで41mmという豪雨を観測。
長地区で被害が発生し、長小近くの県道・真田東部線は小別当川から流れ込んだ土砂でしばらくの間通行止めが続いた。
長小付近の住宅等へも泥水などが流れ込んだが、人的被害はなかった。
この災害で被害を少なくしたのが、県道から直線でおおむね500m山側の小別当川に設置された「小別堂砂防えん堤」。
山から発生した多くの土石や流れた木を受け止めた。
小別堂砂防えん堤は、長野県により平成30年に竣工。
えん堤を運び込んだコンクリートを打設して造るのではなく、現場で発生する土砂を使ってセメントなどと混合する「砂防ソイルセメント」を使用した。
中央部分は鋼材によるスリットで、土石を止めて水を流す仕組み。
長さ72m、高さ9・5m。
4年生24人は現場に来ると「大きい」と驚き、長野県上田建設事務所整備課の金子嘉典課長補佐から、砂防えん堤の構造や仕組みの説明を受けた。
県道からそれほど離れていないが、見るのは初めての児童が多かった。
砂防えん堤の上流側にも回り込んで、昨年の災害時にどれくらいの量の土砂を止めたかを説明。
現在は災害時の土砂は取り除かれている。
そのため、当時の写真を見ながら、児童はどれくらいの土砂が溜まったかを想像。金子課長補佐に質問もしていた。
担任の若林史也教諭は「災害から暮らしを守る学習で訪れた。写真だけではなかなか感じられないが、暮らしに直結していること感じてもらいたい」と話していた。



