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「輝クロニクル第2期ー赤から黒への挑戦」と題した企画展(12月22日まで・上田市別所温泉の「色の詩人池田輝の美術館ギャラリー輝」)

テーマ:お知らせ

【第60回春陽展記念展賞を受賞した
「仮面と二人」などが並ぶ企画展】
【春陽展会員推挙となった「一人」】
【風景などの小品】

 上田市別所温泉の「色の詩人池田輝の美術館ギャラリー輝」は「輝クロニクル第2期ー赤から黒への挑戦」と題した企画展を開いている。
 同美術館は、画家、池田輝さん(1932年~2005年)の作品を展示している。

 池田さんは「小県郡神川村(現上田市)」出身。
 長野県内の小中学校で教鞭を執りながら春陽会に出品し、生涯にわたり制作活動に没頭した。
  
 「輝クロニクル」では池田さんの画業を3期に分けて紹介。
 今展では「春陽会準会員」となった39歳から42歳で会員となり、53歳で教員を退くまでの13年間の軌跡を大作8点と小品25点でたどった。

 会員推挙となった「一人」(80号)からの5年間で赤を基調とし、正面を見すえてどっしりと構える人物を描く独自の作風を築くが、40代後半になって「定着を破る」と黒を基調にした画面構成に挑戦。
 51歳で描いた「仮面と二人」(100号)で「第60回 春陽展記念展賞」を受賞した。

 長女で館長の髙瀬麻美さん(63)によると輝さんは出展が近づくと徹夜を続け「毎年受験生のようだと」と話していたという。 「父はこんなに苦しいことはないと言っていたが、好きで打ち込めることがあるのがうらやましかった」と振り返る。

 長男で館主の池田敏郎さん(65)は「集中し、時間をかけて作り上げた作品が並んでいる。自分で見たままを感じて、楽しんでいただければ」と話す。

 12月22日まで。
 開館は土、日曜日の午前10時から午後4時。
 入館料300円※中学生以下無料。
 (電話)070・8476・2573(ギャラリー輝)