ニュースの力で地域を良くする新聞社
東信ジャーナル

新聞購読のお申込みお問い合わせ

◇おことわり/催し等は新型コロナウイルス感染症対策のため中止または延期の場合がございますので主催者等にご確認ください。

長野県と上田市が「人と猫の問題について考えるフォーラム」を開催! ◆「ノラ猫被害の解決」「多頭飼育問題」について、地域全体で考える

テーマ:上田市ニュース

【フォーラムの会場。登壇する講師の亀山氏】
【講師の石森氏】

 長野県と上田市は「人と猫の問題について考えるフォーラム」を同市サントミューゼで開催した。
 ノラ猫被害の解決・飼い主の管理能力を超えた頭数を飼育してしまう「多頭飼育問題」について、地域全体で考える事が目的。

 講師は、練馬区職員、地域猫アドバイザーの石森信雄氏、NPO法人ねりまねこ副理事・亀山嘉代氏、NPO法人アナイス理事・高木優治氏の3人。

 参加者は、県内外から行政職員、福祉関係者、動物愛護ボランティア、自治会長ら約90人が集まった。

 石森氏は「練馬区のノラ猫による苦情は年間400件。地域住民が協力し合い、猫の適正管理をすることで被害と頭数を減らしていく、地域猫活動の仕組み化が急務だった。環境省のガイドラインを参考に自治会ごとに推進してほしい」と紹介。

 亀山氏は「多頭飼育問題は事後処理ではなく、予防的対策が必要。動物愛護家のような一人のスーパースターより他機関で連携し、持続的な体制の構築が求められている」と主張。

 高木氏は多頭飼育崩壊が起こった全国12現場の事例を紹介。3人の講演の合間には参加者が7、8人のグループに分かれて意見交換会を行った。

 参加した同市生田在住の宮下玲子さん(63)は「個人でボランティアをしていく中で、このような同志に相談できる機会は貴重。個人でできること団体でできること、役割分担をしながら、猫にとって豊かな地域になればと思う」と話していた。