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上田市の信州大学繊維学部Fiiが初の「シェアオフィス」を開設!

テーマ:上田市ニュース

【シェアオフィスのオープンスペース】
【半個室の席】
【開設式で語る学部長の村上施設長(左)と山上社長】

 上田市常田の信州大学繊維学部、産学連携拠点のファイバーイノベーション・インキュベーター「Fii」(施設長 村上泰繊維学部長)に、新たに「シェアオフィス」を設置に「開設式」を行った。

 Fiiでは、企業が借りられる「レンタルラボラトリ・プロジェクトスペース」がある。
 大学研究者が企業の製品開発をサポート「実用レベルの製品試作から、機能評価」ができる」さまざまな設備がある。
 大学が持つ国内外のネットワークで、国内外の市場展開をサポートするなど、企業の様々なニーズに対応している。

 プロジェクトスペースは3階から6階、1階から3階に機能評価や試作などが行えるさまざまな設備がある。
 プロジェクトスペースは現在、ほぼ満室の状態。

 今回、新たに設置したシェアオフィスは4階の1部屋41㎡で、半個室スペースが8席とオープンスペースもあり、利用料は年額で25万円。

 内装は長野市の(株)山翠舎(山上浩明社長)が施工。
 同社は長野県や新潟県などで解体された古民家の「古木(こぼく)」を使用している。
 最先端技術の詰まった施設内にあって、100年ほどの歴史を感じる柱や梁などの「古木」と、無垢材で温もりがあり”居心地良くなる空間”に仕上がっている。
 企業のオフィスなどでも古材を使う動きがある。
 このような「シェアオフィス」の設置は信大で初。
 都内や県内なども数多くの店舗などを設計施工している山翠舎も大学施設での施工は初。

 村上施設長は「Fiiは、ベンチャー企業の本社・拠点も置ける施設で、繊維学部と共同研究し、企業の常駐拠点にもなっている。これまでの活動から、シェアオフィスも用意し、会員になって利用してほしい。環境面のサステナブルや、繊維学部の蚕糸に関係する古民家の古木を使うことで、目玉になるようなシェアオフィス。会員が多くなった場合は、部屋を増やすことも考えたい」とした。
☆シェアオフィスで提供できるサービスとして
 ▽サステナビリティ経営に関するアドバイス
 ▽大学のネットワークを活用した海外市場開拓支援
 ▽評価・試作装置の利用
 ▽教育用ソフトウェアの利用
 ▽ネットワークを通した情報提供や人材紹介

 山上社長は「蚕糸の上田とは、蚕糸に関わる古民家とのつながりで縁がある。古木は堅く味わいがある。シェアオフィスがインキュベーションできる、包み込むような空間になっている」と語った。   

 問い合わせ・案内はFiiホームページからできる。
 https://www.fii.shinshu-u.ac.jp/
 Eメール・fii@shinshu-u.ac.jp