上田市の長野大学企業情報学部、森俊也教授のゼミ生人が「新商品の開発」に向けた「最終発表会」を開く! ☆惣菜製造の「㈲本郷鶏肉(松本市)」と協働
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上田市下之郷の長野大学企業情報学部、森俊也教授(経営学)のゼミ生52人は、惣菜製造の「㈲本郷鶏肉(松本市)」と協働で取り組む「新商品の開発」に向けた「最終発表会」を同大で開いた。
各グループが試作を重ねて完成した「オリジナルの山賊焼き」を、平野拓也社長や商品開発責任者らに披露した。
2年越しのプロジェクトで、同社の主力商品の「山賊焼きをもっと身近に感じてもらい、幅広い世代に食べてもらおう」-と6グループに分かれて新商品のアイデアを出し合った。
中間発表会や同社工場での試作を通してブラッシュアップを重ね、それぞれ辿り着いた新商品を提案した。
各グループは実際に調理した商品を並べてアピール。
平野社長と同社販売部開発課の髙木奈々葉課長、管理部の田島明日香係長がプレゼンテーションを聞きながら試食して、味やストーリー、製造工程の実現性などの評価を行った。
一口大の山賊焼きと長ネギを串で刺した「ねぎ山」を提案したグループは、屋外での食事体験を楽しんでもらおうと片手で食べられるように工夫した。
道の駅などで提供し「信州まるごといただきます」のキャッチフレーズで自然を感じながら食す旅の思い出を演出。
食卓以外のシチュエーションへ山賊焼きの販路拡大を狙った。
「言葉にできない感謝をひと巻きに込めて」をキャッチフレーズに春巻きの皮で包んだ「山賊巻」を提案したグループは、包んで焼くだけの簡単調理で中高生の子をもつ40~50代の父親をターゲットにした。
付属品の「つたえるおてもと」にはメッセージを書くことができ、普段支えてくれている妻に「ありがとう」の気持ちを言葉と行動で伝えられるようにした。
発表した4年の望月七菜さん(22)は「だんだん実現したい気持ちが強くなって、夜中までみんなで試行錯誤したりした。頭で考えるだけじゃなく、現場の人の意見を聞いてこそ外に出せるものになることを学んだ」と話した。
☆このほか
▽高校生をターゲットにした山賊焼きスティック「黒い山賊焼き」
▽家族団らんの鍋に投入する肉団子風の山賊焼き「肉ポン」
▽チリコンカンソースや野菜チップスの山賊焼き「色鳥鶏満足焼」
▽おうちでつくる本格キット冷凍食品「山賊の宴」―を発表。
平野社長は「課題点をきちんと捉えてどういう風に手に取ってもらえるかのストーリーやコンセプトがしっかり考えられているなと関心した。どれも素晴らしい提案だったので、しっかり社内で吟味していきたい」と話した。
髙木さんと田島さんは「工場に来て試作して気付いた課題に対して改良を重ね、だいぶ製造しやすい形に考えてくれたのが伝わった。どれも良かったので選ぶのは難しいけれど、どれかは商品として世に出したい」と話した。
今後、商品にするためのパッケージや保存的な試験など行い、早ければ半年先をめどに商品化を目指す。
また、今回学生が発表した商品を試験的に山賊焼きの日(3月8、9日)に同社の工場(松本市市場4-4)で直接販売する。
「地元の人がたくさんいらっしゃるので、学生さんと一緒に作り上げたものに皆さん興味もってもらえると思う」と話していた。



