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上田市出身のヴァイオリニスト中澤きみ子さんが自伝的エッセイ集「カンタービレ」を市内の小中学校、図書館に計41冊を寄贈! ☆20日「中澤きみ子出版記念演奏会」(上田市のサントミューゼ)発刊本販売やサイン会あり ☆22日は「弦楽アンサンブルの魅惑Vol.8」(上田市の中澤ホール)

テーマ:上田市ニュース

【寄贈した本を持つ中澤さん(中央)ら】

 上田市出身のヴァイオリニスト中澤きみ子さん(75)が自伝的エッセイ集「カンタービレ」を市内の小学校24校と中学校11校、図書館6館に各1冊ずつ計41冊を寄贈。
12日に市役所で「贈呈式」を行った。

 中澤さんは、夫でヴァイオリン修復師の中澤宗幸さんとムジークフェラインASAMAの倉石満さんの3人で訪れ、土屋陽一市長に寄贈本を手渡した。

 寄贈した初のエッセイ集は昨年11月に出版。70歳を超えてなお現役で奏でる中澤さんが綴る異色の音楽人生とその響きの源。
 ヴァイオリンとの出会いや、いかにして世界的に認められるヴァイオリニストになったか、その感性と音楽性を育んだ故郷上田の描写も多く登場する。
 「5歳から始めて70年ヴァイオリンを弾いてきたなと気付き、記録を残そうと思った。これから音楽を志す若い人や子どもたちに、どんな環境の中からでも望みはあると本を通して伝えたい。田植えや稲こきをしてヴァイオリニストになったのはおそらく、わたしぐらい。何事も続けることが実を結ぶ」と中澤さん。
 「カンタービレというのは歌うようにという意味。わたしはいつも庭に出て歌ったりヴァイオリンを弾くのが大好きだった。山を見ながら夕焼けを味わいながら、上田の豊かな環境がわたしのカンタービレを育んだ。これからも音楽祭とか、もっと音楽のあふれるまちを目指したい」と話していた。

 20日「中澤きみ子出版記念演奏会」を上田市のサントミューゼ小ホールで開く。
 発刊本販売やサイン会あり。

 22日は「弦楽アンサンブルの魅惑Vol.8」を同市中央6の中澤ホールで開く。
 ともに午後2時開演(1時半開場)、チケット有料。
 問い合わせ(電話)090・6493・6668(倉石さん)