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<長野県議会議員補欠選挙・上田市小県郡区>2026 ☆師岡美紀氏(53)が「当選」! ★新人、4人の戦い制す ◆次点の元市議、日本維新の会の飯島裕貴氏(37)及ばず

テーマ:選挙

【当選を祝う師岡氏(中央)】

 
 長野県議会議員補欠選挙が9日、投開票され、新人で看護師の師岡美紀氏(53)=日本共産党、上田市国分=が「当選」を果たした。
 任期は2027年4月29日まで
 

 同選挙には師岡氏の他に前上田市議会議員の飯島裕貴氏(37)=日本維新の会、上田市常磐城5=、プログラマーの三井健太郎氏(47)=無所属、上田市常磐城5=、通称長野五輪記念学校設立準備者の草間重男氏(76)=無所属、小諸市東雲=が立候補。
 新人4人の争いとなっていた。

 師岡氏の陣営では開票時に支持者が集まり、テレビの当選確実の情報に会場が拍手で沸き、師岡氏は握手をするなど喜び合った。
 花束が贈られ、万歳で当選を祝った。

 師岡氏は「皆さんのおかげで議員へと押し上げていただき、感謝している。30年間看護師をして、患者さんやご家族、ケア労働者の声を聞いてきた。この4月からは県政への要求などをうかがってきた。その声をまっすぐに県政に届けたい。支持していただいた重みを忘れずに、頑張りたい」とあいさつ。
 「くらし・いのち・平和を守る」として、物価高騰対策、子育て・教育支援、地域医療の拡充、農業振興などを訴えてきた。勝因については、30年間医療、介護の現場で経験してきたことから訴えたことが、多くの皆さんの支持につながったとした。 
 渡辺正博選対本部長は「支えてくれた皆さんに感謝申し上げる。この当選は、支えてくれた皆さん、新しい県政をつくる思いが一つ一つ票になって積み重なったもの。皆で喜びたい」と語った。
 

 師岡氏は、30年間、看護師やケアマネージャーとして社会的経済的困難を抱える患者や家族に寄り添った経験から「暮らしの目線でいのちや尊厳に関わる切実なニーズを受け止める姿勢が政治に必要」。
 AYA世代(思春期・若年成人)のがん患者が寝たきりになった際、必要な福祉用具の支援に年代の壁があり、「県として制度化していくことが必要。現場の小さな声を県政に届ける」ことなどを主張。

 「医療・介護従事者の働く環境は年々過酷になり、現場でいくら頑張っても限界がある。安心して医療・介護機関にかかれる体制をつくることが求められている。 現場でみてきた患者の苦しみや働く仲間のやるせなさを、仕方ないで終わらせたくない。県政を変える力は県民の声にある。声をまっすぐ届けたい」と訴えてきた。
 
 師岡氏は上田市出身、共立高等看護学院卒。
 元上田生協診療所看護師長。
 東信医療生協労働組合執行委員長など歴任。
 党地区委員。

 得票数は師岡美紀氏が18,650、飯島氏が13,234、三井氏が12,253、草間氏が3,423だった。
 投票率は38.84%。


 ◇ ◇

【TVで結果を見る飯島候補】

 次点の元市議、日本維新の会の飯島裕貴氏(37)は、党組織の支援や自民支持層からも支援を得たが師岡氏に及ばなかった。

 「厳しい選挙戦だった。多くの人たちに支援していただいたことに感謝している。結果を残せなかったのは自分の責任」。来春の県議選については「このような結果だったので現時点では考えていないが、これからしっかり考えたい」。