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東信ジャーナル

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上田市で撮影した映画「兄消える」アンコール上映される! ☆樹里役を演じた上田市出身の土屋貴子さんら「トークショー」も

テーマ:上田市ニュース

【トークショー挨拶する土屋貴子さん、左は新田プロデューサー、右は原さん】
【トークショー 左から新田さん、土屋さん、原さん】

 2019年公開された上田市袋町などの繁華街や千曲川に近い町工場を舞台に、全編を上田で撮影した映画「兄消える」(西川信廣監督)が地元の人らの強い要望により、上田市の丸子文化会館セレスホールで「アンコール上映」された。

 同作品は京都国際音楽祭2018特別招待作品、第6回JFCアウォードで信州上田フィルムコミッションが優秀賞受賞作品となり、高い評価を得た。

 映画を公開してすぐに「コロナ感染者」が増加しだしたこともあり、鑑賞を見逃した人も多く、上映会は満席となった。

 上映後のトークショーは、主演のひとり、樹里役を演じた上田市出身の土屋貴子さんと弟の幼馴染・坪内役を演じた文学座の原康義さんが登壇。
 企画プロデューサーの新田博邦さんが進行し、撮影秘話やエピソードなどが語られた。

 土屋さんは冒頭「こんなに大勢の方に訪れていただき、思い入れのある映画だっただけに感無量」。
 原さんは「妻が上田出身なので上田には良く来ている。大勢の人がトークショーに残ってもらい胸がいっぱい」と感激していた。

 兄・金之助を演じた柳澤慎一さんは、4年前に89歳で亡くなり、本作が遺作となった。 
 
 土屋さんは柳澤さんと顔合わせで初めて会った日に「ラブレター」と言って手紙をもらった。手紙には自分のことを知らないであろう年の離れた相手役への心遣いの自己紹介が綴られていた。
 「そのお陰で緊張しないですんだ。私にはとても優しく接して下さった」。

 新田さんは「柳澤さんに出演依頼をしようとしたが、住所も電話番号もわからず探すのに苦労した」。

 原さんは「台詞が完璧に入っていた。尊敬できる人だった」とそれぞれ柳澤さんを偲んだ。

 土屋さんは柳澤さんからもらった手紙を持参し、読み上げた。文末に「樹里も日々健康に気をつけてコロナの夏を乗り切って下さいね。じゅりー オ・レイ」。心遣いある朗らかな柳澤さんの一端を紹介した。

 原さんは「今日改めて映画を観た。しみじみといい映画だなあと感じた。多くの人に観てもらいたい」。

 土屋さんは「7年振りに観た。人をきちんと描いた作品と改めて思った。上田で描いた作品としてずっと愛してもらえたら」。

 新田さんは「地域住民の方々らの多大な協力により撮影できた」と感謝し「上田は民度が高い」と話した。