「源清麿と山浦一門展」(11月15日まで・坂城町の「鉄の展示館」) ☆東御の民家に伝わる脇指展示
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坂城町の「鉄の展示館」は11月15日まで「源清麿と山浦一門展」を開いている。刀や脇指、短刀41点展示。
同展に、東御市の民家の当主の曾祖父が手に入れた脇指(長さ50.7cm、反り1.5cm、銘・正行)1点が展示されている。
脇指は(公財)日本美術刀剣保存協会に鑑定を依頼。
本物であることが公式に立証された。
当主は、これをきっかけに鉄の展示館に寄託した。
「代々、大切に保管してきたが、本物と鑑定された。是非、大勢の人に観てもらいたい」と話している。
展示は3部門あり、1部門の「清麿と山浦一門」は19点。
2部門の「同時代の刀工たち」は、江戸時代後期から幕末まで14点。
3部門は「清麿を目指した現代刀工たち」。
坂城町の刀工、宮入昭平と源清宗兄弟の作品8点展示している。
同館の主任学芸員、時信武史さんは「清麿は今回初めて6振り展示した。そのほかいい作品がこんなに数多く展示されることは珍しい」と話す。
「刀の見どころの一つは刀の刃の境界線に白く浮かび上がる波のような文様『刃文』。清麿の刃文は変化に富み、鉄の鍛え方に工夫をしているのが特徴」という。
源清麿は、江戸時代後期に活躍した刀工。
小諸藩赤岩村(現東御市滋野)出身。
本名は山浦環(やまうらたまき)。
名主の家の次男として生まれ、波乱に富んだ人生を送ったことから、新々刀期の刀工の中でも人気が高いという。
◇開館時間/午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)
◇休館日/毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
◇入館料/800円(20人以上の団体700円)、中学生以下無料(電話)0268・82・1128(同館)