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上田プラスチック(株)=上田市岩下= 飯島洋一社長(58) 「土に還る樹脂」「植物由来の樹脂」の原材料の研究開発を進めている!

テーマ:上田市ニュース

 上田市岩下に本社を置く上田プラスチック(株)は、工業用プラスチック製品の生産、販売を生業とする。
 中国とタイにも工場を置き、グローバル展開を図る。
 2011年、代表取締役社長に就任した飯島洋一氏(58)に同社の現状と将来展望などを聞いた。

 同社は1960年、現社長の父親、飯島祐介氏が設立。
 養蚕業から将来性を見据えてプラスチック成形業に転換。創業64年目を迎えた。
 2004年に中国工場、2013年にタイ工場を構え、自動車部品などのメーカーとしてグローバル展開する。
 2018年には、敷地内に無人工場「本社第4工場」を新設。 自社で何年もかけて開発した自動ロボットが、組立工程や検査工程においてスピードと正確さで製品を量産している。

 〈経営理念〉
 「社員の幸福のために会社を継続させる。会社を継続するためには、会社が発展し続けなければならない。というスパイラルを創り出す」。

〈経営方針〉
 仕事を通して人と仕事との関わりを追求し、人間として成長する集団を目指すため「全員参画の経営、ガラス張りの経営、成果配分の経営」を方針としている。

 〈新製品の研究開発〉
 植物などの再生可能な有機資源を原料とする「バイオプラスチック」を使う時代が近い将来やってくることを想定。
 そのノウハウを蓄積するため2年前から「土に還る樹脂」「植物由来の樹脂」の原材料の研究開発を進めている。
 昨年、試作品としてうちわとクリップを作った。
 自分たちでデザインを考え、市場を創造し、販売促進活動に挑戦した。

 〈業績〉
 無人工場を新設して4年目。
 仕事量が増え、生産設備も増やした。
 想定よりも早く実益が上がっている。
 また、車関係が好調だったこともあり昨年より売上は伸び、今期は単体で26億円。タイと中国工場を合計すると34億円となる見込み。
 来年度は「単体で30億円の売り上げを目指す」。

 〈展望と抱負〉
 ムダ取りし、スリムな体質で収益性が高い強い会社を目指す。
 社員が楽しく働くことができ、新しいことにチャレンジしたいと思える環境づくりをしたい。
 これまで進めてきた工場の省人化、省力化の完成形として完全無人化の工場を目指しながら、さらなるグローバル企業への成長を遂げたい。

  〈趣味〉
 ゴルフ、日本100名城巡り(現時点で58城制覇)

 資本金、2200万円
 従業員、本社110人、中国工場50人、タイ工場40人