上田市は市職員「マスク着用」を継続!◆新型コロナ感染症対策の政府による見直しで、13日からマスク着用は個人の判断。
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「新型コロナ感染症対策」の政府による見直しで、13日からマスク着用は個人の判断となっている。
上田市では市職員や市有施設の対策を継続する方針を発表。
引き続き感染拡大防止対策に取り組むとした。
市では感染法上の類型が見直される5月7日までの間、来庁する市民への感染や職員間の感染防止対策として、市職員は原則、就業中はマスクを着用するとした。
窓口や相談室などのアクリルパーテーションも設置を継続。
手指消毒薬や体温測定器の設置、室内換気も継続する。
市が主催する審議会や研修会などでも市職員は「原則着用」し、市民らの参加者は個人の判断とする。
厚生労働省では、これまでマスク着用について屋外では原則不要、屋内では原則着用としていた。
しかし、13日からは個人の判断を基本とした。
ただし、医療機関の受診や高齢者施設の訪問、通勤通学の混雑した電車やバスのラッシュ時はマスク着用を推奨。
重症化リスクのある高齢者や基礎疾患のある人、妊婦が感染拡大時に混雑した場所に行く時は、感染から身を守るために効果的だとした。
症状ある人、検査で陽性になった人、同居家族が陽性になった場合は、外出を控えること。
通院などでやむを得ず外出する場合は、マスクを着用。
医療機関や高齢者施設などの従事者には勤務中のマスク着用を推奨―などとしている。
上田圏域の新規陽性者数は、3月3日から9日が175人、人口10万人あたりが90・25。
現在の感染警戒レベルは「小康期」。
しかし、昨年1月中旬時点では直近1週間の新規陽性者数は68人、人口10万人当たりで35人余、感染警戒は「特別警報Ⅱ」。
帰省や県外への移動は控える―となっていた。
ウイルスの性質が変異してきているとはいえ、昨年と比較すれば感染者が少なくなっているとは言い難い。
依然として集団感染が疑われる事例や死者が出ている。