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小諸市「現行の給食費維持努める」<小諸市議会12月定例会・一般質問>2022

テーマ:小諸市ニュース

 小諸市議会12月定例会は7日、3日目の一般質問を行った。
 この日で定例会一般質問の全日程を終えた。

 ◆早川聖議員は、学校給食の無償化を要望する質問を行った。
 ◇小泉俊博市長は「給食費は県下19市の中でも低額に設定しており、物価高騰が続く中、学校給食の運営は大変厳しい状況」
 就学援助などの支援や物価高騰の状況を踏まえながら「子育て世帯にできるだけ負担増を求めるようにならないよう、現行の給食費の維持に努めている」とし、無償化は否定した。
 ◇市側の答弁によると、市では昭和28年から学校ごとの単独給食調理室にこだわり、各学校で調理する自校給食を全小中学校で行ってきた。
  食育の観点などからも、地元食材を使った、おいしい給食の提供を重要視するとしている。

 ※このほかの質問は
 ◆竹内健一議員は、行政区について、10地区と68区の現状と課題として、人口減少に伴う区の見直しなどの考え方、再編・統合の考え方。小諸の玄関口、駅について、駅舎の現況と課題、駅舎改築、しなの鉄道株式会社との協議状況
 ◆早川議員は、子どもたちが伸びやかに育つことができる市政の実現として、子どもの医療費にかかる窓口負担を無料にできないか。第8波に向けたコロナ対応について、医療崩壊を避けるための情報発信
 ◆福島鶴子議員は、地方自治体の役割について、首長として議会への認識、役割を果たすため議会の存在の捉え方、小泉市政における市議会の存在、一般質問における答弁の責任。小諸市自治基本条例の遵守について、遵守と「行政裁量権」による市政経営をどう説明するか─など。