小諸城の歴史を伝える宝物などを展示している小諸城址懐古園内の「徴古館」が「リニューアルオープン」! ☆沼田陽次郎館長(63)「情報をちゃんとシステムにまとめたい」
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小諸城の歴史を伝える宝物などを展示している小諸城址懐古園内の「徴古館」は、床や壁など内装の改装工事を終え「リニューアルオープン」した。
多くの観光客を見込む4月1日からの桜まつりに向け整備し、増える外国人観光客にも対応する。
明治13(1880)年に懐古園を開いた際、創建した懐古神社の付属施設で、かつては三の門の楼上にあった。
1958年に三の門の脇に現在の建物が開館。
小諸藩ゆかりの文化財を中心に甲冑、刀剣などの武具、書画、古文書など約400点を展示している。
沼田陽次郎館長(63)は館長を引き継いで2年目。
小諸出身で、天文台など科学系システムのエンジニアとして活躍、定年後地元に戻った。
徴古館のインスタは去年から始めて、季節で姿を変える小諸城の美しい写真を投稿。
「離れていたので新鮮。昔は田舎町と思っていたけど戻ってくればいいところ。写真が好きで星の写真も撮っている」と話す。
同館には年間3万人ほどが訪れ、最近はインバウンドで台湾や東南アジアなどの団体客が多い。
沼田館長は「刀や鎧はもちろん、意外に家紋のことを聞かれることが多い。書画の漢文や中国古銭など文化的つながりを感じるものに関心もある。年表などに英語のキャプションを追加しながら歴史を案内している」。
展示の見どころは、小諸藩主牧野家の家宝で左甚五郎作と伝わる「喜内様(徳川家光)・お福様(春日局)の木像」や勝海舟、山岡鉄舟の書などで、古いものでは室町時代の刀や初代藩主仙石秀久が寄進した太鼓などもある。
沼田館長は「情報をちゃんとシステムにまとめたい。年代や由来がはっきりしないものや紙で書かれたものもある。倉庫や神社にある物を含めるとさらに数百点あり、データベース化に着手しているところ。伝わってきた大切な物なので後世にきちんと伝わるようにしていきたい」と話していた。



