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東御市の田中小学校が「開校130周年記念式典」を行う! ★石像「でいだらぼっち」の中に「タイムカプセル」を封入。

テーマ:とうみニュース

【未来・将来に向けた夢やメッセージの発表】

◆でいだらぼっち・タイムカプセルの封入

【依田実行委員長】
【100周年記念時の副実行委員長、橋爪さん】

 東御市立田中小学校(龍野正和校長、児童443人)は27日、開校130周年記念式典を同校で行った
 石像「でいだらぼっち」の中に、20年後「150周年」に開封予定のタイムカプセルを封入した。

 式典は6年生児童と学級会長部が運営。
 体育館で行った式典には、全校児童や来賓、地域の住民らも集まった。

 PTA会長で130周年記念実行委員長の依田雄太郎さんは「タイムカプセル封入に向けて準備してくださった皆さんに感謝したい。(児童の)皆さんは20年後の自分にあてた良いものが準備できましたか。20年後の開封式では、成長して大人になった皆さんに会えることを楽しみにしています」。

 児童会長の中澤瞬弘さんは「130周年記念おめでとうございます。20年後の開封を楽しみにしています。貴重な機会をいただきうれしく思います」とそれぞれあいさつ。

 100周年記念時の副実行委員長、橋爪聖一さんが「でいだらぼっち」石像の製作や「でいだらぼっち」にした理由、大きさや重さについての説明。
30年前にその中に入れたタイムカプセルを納めて今年7月に開けた経過、手形や絵をつけた陶壁を作成した時の思い出を語り「きょうは皆さんの番で、皆さんが20年後に伝える作品を納めてふたをし、150周年に開ける。(でいだらぼっちには)皆さんの夢が詰っているので、登下校などの時に目を合わせて心の中で語りかけてください。でいだらぼっちも応えてくる」と語った。

 東海大会に出場した吹奏楽部が記念演奏で「Departure」と校歌を披露。

 各学年の代表が未来・将来に向けた夢やメッセージを発表。
 1年生は半藤魁莉さん、2年生は馬場百弥さん、3年生は加藤朔空斗さん、4年生は岡部光姫さん、5年生は荻原渚さんと長嶋優唯さんと一之瀬ミチルさん、6年生は栁沢心愛さん。
 野球選手・メジャーリーガーや電車の運転士、通訳など将来なりたい夢や、20年後の自分に問いかけるもの、平和や人と人との絆を願うものなどさまざまな内容を発表した。

 タイムカプセルは、クラスごとに写真や自分に宛てた手紙、作品など瓶に入れ、依田さんらが受け取りながら「でいだらぼっち」の中に入れた。
 滋野のエコプランによるクレーンで、重量2トンの頭部の石を載せて封入した。