東御清翔高校が「東御市内の主要河川の水生生物調査結果」を報告!6月から10月まで調査。
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東御清翔高校(上原浩子校長)で、理科選択科目「河川生物研究」を履修する2年生6人が、このほど「市内の主要河川の水生生物調査結果」を、花岡利夫市長に報告した。
調査は、昨年6月から10月まで。
生徒は、上原校長、担当の小林俊文、三石加菜子両教諭と共に東御市役所を訪れた。
この調査は2010(平成22)年から毎年、行っていて今年で、12年目となる。
同科目履修生は7人で、市内を流れる金原川など8河川の14地点で、川底に生息している生物を採集し調査。
小林教諭の指導により水質判断基準となる「生物(指標生物)」の種類と個体数から「きれいな水(水質階級Ⅰ)」「ややきれいな水(水質階級Ⅱ)」「きたない水(水質階級Ⅲ)」「とてもきたない水(水質階級Ⅳ)」の4種類に分類した。
報告書によると14地点のうち、きれいな水と判定されたのが金原川など10地点。
ややきれいな水は求女(もとめ)川など3地点。
きたない水は大石沢川(上流)1地点。
とてもきたない水は該当なしとなり、水質が改善されているとの結果になった。
報告した履修生の柳沢生斗さんは「田中小学校6年生と一緒に求女川の調査をしたことが楽しかった」。
花岡市長は「先輩たちが続ける水資源の大切さと環境保全を進める素晴らしい取り組み。市内全小中学校とも連携して進められるようにしたい」とそれぞれ話した。