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東御市の「祢津スポーツ少年団野球チーム」が新年初練習「祢津城山ランニング」と必勝祈願を行う! 創立60周年記念事業の一環。

テーマ:とうみニュース

【山頂で里に向かって大きな声で目標を宣言】

【祢津健事神社で必勝祈願】

【プレッジで小林キャプテン】

【選手を鼓舞する篠原名誉監督(右)】
【一位で駈け上がる市村さん】
【山城の空堀】
【宮嶽山陵神社に参拝】
【365段の石段】

 東御市の祢津スポーツ少年団野球チームは、このほど新年初練習「祢津城山ランニング」と必勝祈願を行った。
 祢津スポ少創立60周年記念事業の一環。
 城山を駈け上がった子どもたちは山頂で、今年の目標を叫ぶプレッジ(宣言)を行った。

 来月予定していた式典は「コロナ」の影響で中止。
3月19日には祢津小学校に記念樹として、木製バットの木として知られる「アオダモの植樹」を行う予定。

 この日、1年から6年の児童28人が参加し、西宮公民館から一斉にスタート。
祢津城山の山頂まで元気よく駆け上がった。
山頂に着くと、選手1人ひとりが新年の目標を宣言。
 大きな声で「試合でホームランを打つぞー」「今年はヒットを打ちたいでーす」などと叫んだ。

 一番で駈け上がった祢津小学校5年の市村朔也さんは「一位になってうれしい。登る階段が大変だった。名ショートになるのが目標」と話した。

 山頂北側の空堀から下山し、中腹にある宮嶽山陵(みやたけさんりょう)神社を参拝。
365段ある石段を1日1段の思いを込めて下り、祢津健事神社では必勝祈願を行った。
 
 キャプテンで、祢津小5年の小林怜王さんは「活躍できるよう祈願した。みんな仲良く楽しいチーム。キャプテンを頑張りたい」。

 今年、新たに代表に就任した篠原美文さん(38)は「昨年は19年ぶりに東御の大会で優勝できた。今年も東御市でナンバーワンを目指している。まずは野球が好きになってもらうことが一番。子どもたちが主体的に楽しく活動できるよう導いていきたい」。

 篠原博文名誉監督(68)は「私は60年前の創立1期生で、指導者を始めて36年目。ここで育ててもらった。教え子たちが父親になり指導者として戻ってきてくれ、多くのコーチや団員に恵まれた。今後とも70年、80年とつなげていきたい」と話した。