上田地域広域連合消防本部は「医療法人緑風会」に勤務する職員に感謝状を贈る!人命救助活動協力者として
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今年6月に東御市祢津で発生した建物火災で3人は連携して人命救助や初期消火、通報などを行った。
訪問看護のためこの住宅を訪れていた津金さんは看護中に隣の部屋のゴーという大きな音で火災に気づき、この家に住む体が不自由な高齢女性を抱きかかえて屋外に救出。大きな声で「火事です」と叫んだ。
この声に気づいた隣家の井澤秀幸さんが119番通報。
消防団で活動した経験がある井澤和人さんが近くの消火栓器具箱からホースを延長して初期消火にあたり、延焼を防いだ。
津金さんは「まずは助けを呼ぼうと必死だった。職場で定期的に行う火災訓練が生きたと思う」。
井澤和人さんは「無我夢中だったが、延焼がなくよかった」と話した。
堀池正博消防長は「救出のタイミングが一歩遅ければ重大な結果を招いたことが推測される緊迫した状況の中、迅速で的確に活動していただいた」と感謝した。