東御市の滋野小学校児童が「ストラップづくり」を行う!視覚障がい者の井出やす子さんの指導で
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東御市立滋野小学校5年生が4日、視覚障がい者の井出やす子さん(73)=東御市田之尻=の指導で「ストラップ作り」を行った。
材料は、身近にある洋服などの端切れ。
この端切れを8本揃えてワイヤーで束ね紐を付け、2人ペアになってしっかり縛り端を切り揃えると完成する。
井出さんは、長く農業を営み大型車での作業などもしていたが、10年ほど前に病気で光を失った。
しかし、その後ストラップやアクリルたわしなどの製作を始めた。
現在、同市内の福祉施設や温泉施設などでの販売を行っている
また、市内小学生全員にストラップを作ってほしいとの願いから作り方の授業を行っている。
ここ数年の「コロナ禍」で、小学校での活動はできなかったが、今回3年ぶりに同校で再開した。
井出さんの指導でストラップを作った5年2組の田嶋璃奈さん(11)は「作るのがとても楽しい。早くランドセルに付けたい」とうれしそうに話した。