上田薬剤師会が「薬剤レビュー・ワークショップ」を行う!
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グループに分かれてワークショップ】
上田薬剤師会(飯島康典会長)は、平成23年から継続して行っている「薬剤レビュー・ワークショップ」をこのほど、上田東急REIホテルで開いた。
今年度は、厚生労働省の薬局機能の「高度化推進事業(高度な専門性の発揮事業)」のため、長野県の主催で上田薬剤師会が主管として開いた。
全国から約70人が参加した。
「薬剤レビュー」は、医療従事者が協力して患者の服薬情報や生活情報をカウンセリングなどで収集。
薬物に関連した問題点を特定、適正な服薬について見直しを行うもの。
◆研修は、多くの薬が処方されることで
薬の相互作用による副作用
飲み間違い
「飲み忘れから生じる問題(ポリファーマシー)」
ーなどの薬物に関連した問題に対して、患者の「適正な服薬治療」につなげるためのもの。
医師に対して「科学的根拠に基づいた処方提案ができる薬剤師の育成」を目指している。
そのため幅広い専門知識と情報を収集するスキル、総合的に判断できる能力が必要で薬剤師の職能をさらに発揮する機会につなげる。
上田薬剤師会では、先進して取り組むオーストラリアのリリー・チョン氏を講師として招き「薬剤レビュー・ワークショップ」を続けている。
今回は、厚生労働省の事業として県単位で事業を受け、長野県のほかに来月上旬までに大阪府と千葉県でも開催。
アドバイザーを城西国際大学の山村重雄氏、神奈川県立保健福祉大学の坂巻弘之氏、上田薬剤師会の飯島裕也氏が担い、上田薬剤師会が集計、解析業務事務局を担う。
厚生労働省の事業の対象外でもワークショップを企画する他県の地域もあり、飯島氏らが協力する。
会場にはリリー氏や厚生労働省の関係者も訪れて事業概要を説明。
山村氏がリリー氏の論文などから薬剤レビューとワークショップで行うことを解説。
★薬剤レビューは、全ての患者に行うのではないこと。
・高齢者や5種類以上の薬剤を常用
・1日12種以上服用の薬剤を使用していること
・過去3カ月以内に薬物療法が大幅に変更になった
・ハイリスク薬の服用
―などの、一定条件を満たす患者に対して行うとした。
★ワークショップでは
病態や薬歴から薬物関連問題を推定
患者などからの情報収集
解決すべき問題を特定
レポート作成
―などを、2日間に渡って行った。



