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上田市の踏入自治会が「立川談慶落語会」を開催!★敬老会で。

テーマ:上田市ニュース

【鈴木会長(右)に団扇を贈呈する児童代表の熊井君】

 上田市踏入自治会はこのほど、4年ぶりの「敬老会」を開いた。
 信州大学繊維学部講堂で「立川談慶落語会」を行った。
 50人ほどが参加し落語を楽しんだ。

 同自治会では、今年度「連携と協働」を活動の基本として事業を進めている。
 地域にある信州大学繊維学部との協働事業として、同学部職員や学生も会場設営などに協力した。

 落語会の前に、上田東小PTA踏入支部児童会長で同小6年の熊井隆仁君(12)が「僕の大好きなおじいちゃん おばあちゃん」と題した作文を披露。
自治会高齢者団体の松寿会鈴木基(もとい)会長(77)に同支部の児童と保護者が作った団扇をプレゼントした。
団扇は、敬老を祝う地区内の75歳以上の高齢者全員に240本作成した。

 鈴木会長は「団扇をありがとう。おじいちゃんとおばあちゃんの優しさが目に浮かぶ素晴らしい作文。これからもどんな人にでも笑顔をもって接してください」と感謝した。

 立川談慶落語会では、小学生にも分かる落語一席と真田幸村を主人公にした「真田小僧」の2席を披露。
 集まった同自治会員らは、築94年を経た登録有形文化財の同講堂で初めて開催された落語会に、会場の雰囲気と合わせ「長引くコロナ禍」で疲れた身体を笑いで癒した。