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上田市の「独立行政法人国立病院機構・信州上田医療センター附属看護学校」が3月31日で48年の歴史に幕。「閉校記念式典」を行う。

テーマ:上田市ニュース

【記念式典】
【藤森学校長】
【横関同窓会長】
【永年勤続表彰】
【全体で校歌斉唱】

 上田市緑が丘1の「独立行政法人国立病院機構・信州上田医療センター附属看護学校」は、3月31日に48年の歴史に幕を下ろす。
 このほど「閉校記念式典」を上田東急REIホテルで開き、参列した大勢が名残を惜しんだ。

 信州上田医療センター附属看護学校は、昭和51年4月に国立東信病院附属看護学校として開設。
当時は入学定員50人、当初は授業料だけでなく寮の食費まで無料だったという。
 平成9年、国立長野病院附属看護学校に名称変更。
 平成16年には「独立行政法人」を冠した名称。
 現在の名称は平成23年から。
 令和3年4月から学生募集を停止、卒業生は1743人。

 藤森実院学校長は「自然科学は70年代とは比べ物にならない発展があり、必要とされる知識量は膨大なものになっている。古くは医学専門学校が消滅し、薬学部も4年制から6年制になった。本校の教育目標の一つに『看護実践者として国際的視野をもち、医療の最新知識・技術を自ら学び続ける姿勢をもつ』とあるが、3年制専門学校では学生の負担が大きすぎる時代になったと感じる。看護専門学校はその使命を完了するものと考えられます。看護師は、医師、薬剤師はじめ、他の医療職とチームを形成する一員で、チーム医療の中で患者に最も近い立場で任務を遂行する重要な職。コロナ禍では世界中の看護師が命を懸けて感染症と戦う姿が報道された。世界中から看護師に対して温かな言葉が贈られている。卒業生の皆さんには信州上田医療センター附属看護学校出身者の誇りを持ち、その任を遂行していただければ幸い」とあいさつ。

 来賓で土屋陽一上田市長、元学校長の森哲夫さんらがあいさつし、学校などの思い出を語った。

同窓会から横関妙子会長が「閉校の決定は同窓生にとって非常にショックな出来事で、母校がなくなることは名残惜しい。懐かしい学生時代、医療の基本的知識から看護技術など幅広く学び、充実した日々を送った。母校での学びは閉校になっても決して消えることはありません。閉校と共に同窓会も解散となるが、同窓生の絆は消えるものではありません。これからも信州上田医療センター附属看護学校卒業生として、誇りを持って社会に貢献したい」とあいさつ。同窓会費の残金は同医療センターに寄付となった。

 48年間の歴史を映像で振り返り、森さんらが「永年勤続表彰」を受賞。

会場全体で校歌を斉唱して締めくくった。