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上田市が子育てや健康、中心市街地活性化を図る<上田市議会3月定例会・当初予算案>2024

テーマ:上田市ニュース


 上田市は19日、3月市議会定例会に提案する令和6年度当初予算案などを発表した。
 一般会計は5年度当初より0・1%減の712億9000万円、平成18年度以降で5番目の規模。
 市長公約を踏まえた4つの重点分野へ重点的な財源配分や、上田城や中心市街地の活性化を図る。

 一般会計歳入は、市税が前年度当初比1・1%減の215億7505万円。
 うち個人市民税が「74億円3000万円(前年度当初比5%減)」。
 法人市民税が「16億2300万円(同比4・1%減)」。
 固定資産税が「96億8800万円(同比1・4%増)」。
 地方交付税は同比1%増の150億5000万円。
 国庫支出金は同比0・9%増の82億5204万円。
 市債は同比22%減の30億4690万円。

★重点4分野での主な事業は次の通り。
 【こども・子育てにやさしいまちづくりの推進・67億4439万円】
 ▽出産祝金給付事業(2300万円)
 ▽病児保育センター運営事業(6435万円、上田病院、丸子中央病院への委託、上田病院の施設整備)

 【人生100年時代を見据えた健康づくりの推進・147億8485万円】
 ▽予防接種事業(3億9261万円)
 ▽健康幸せづくりプロジェクト事業(1153万円、若い世代からの健康づくり、健康づくりチャレンジポイントなど)
 ▽公的病院再編成補助金(1億円、鹿教湯病院と三才山病院の再編)

 【安心・安全なまちづくりの推進・114億7376万円】
 ▽防災対策事業(6004万円、防災行政無線更新、自主防災組織資器材購入補助金)
 ▽インフラ長寿命化修繕事業(8億9000万円)

 【GX(グリーントランスフォーメーション)・DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進・7億3227万円】
 ▽地域脱炭素移行推進事業(1036万円、地域エネルギー会社設立の出資金など)
 ▽地域デジタル化推進事業(2444万円、真田地域での情報共有に地域コミュニティアプリ)

 上田城の櫓復元推進事業(1291万円)では、今年度に続き懸賞金などを計上。
 復元に向けて現在ある櫓以外の櫓が写った古写真などの情報提供を求めている。
直接結びつく資料提供はないものの、今まで知られていなかった上田城に関する資料などが集まっている。
新資料からの調査や「上田城跡整備事業(3503万円)」で、整備基本計画の策定を進める。

 中心市街地活性化では、旧JA上田店敷地に「大手門まちかどテラスを整備(2150万円)」。
上田城跡周辺の景観形成や環境整備で、緑地のある休憩・交流スペースを整備。
 旧JA上田店の土蔵など生かし、現在ある大手門公園と一体化、原町裏通りとのつながりも視野に入れている。

◇  ◇

 特別会計は国民健康保険事業など6会計で、前年度当初比0・6%増の348億2707万円。
 企業会計は、公共下水道事業など4会計で同比8%増の195億7211万円。
 うち水道事業会計は同比3%減の51億7956万円。
 一般会計との総合計は同比1・3%増の1256億8918万円。

◇  ◇

 今年度一般会計補正予算案は、早期の議決を求める第9号と、第10号の2件。

 第9号は4億7940万円を追加。
 物価高騰に対する臨時給付金で、住民税均等割のみが課税される世帯を対象に、1世帯10万円を給付するもの。
 対象は3000世帯、予算額は3億440万円、3月末から支給。

 住民税非課税及び住民税均等割のみ課税されている子育て世帯に対して、18歳以下の児童1人あたり5万円を給付。
対象は3500人、予算額は1億7500万円。

 関連記事、今年度一般会計補正予算案などは後日掲載。