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上田市と「キリングループ」が「地域活性化の包括連携協定会議」を開く!

テーマ:上田市ニュース

【あいさつする溝内常務】
【長林社長】

 上田市と「キリングループ」は「地域活性化の包括連携協定会議」を、上田市役所で開いた。
 連携事業の成果や令和6年度の方針などを話し合った。
 ※キリングループはキリンホールディングス、メルシャン、キリンビール、キリンビバレッジ

 シャトー・メルシャン椀子ワイナリーのオープンを契機として、令和元年に上田市のワイン産業振興を軸にした地域活性化のために連携協定を締結。
 事業として、地域活性の人材育成、地域産業との連携・協力、環境保全・資源循環、高齢者・障がい者支援、子ども。
 青少年育成、食育・健康増進など。

 令和5年度は、人材育成事業「上田ワインビジネスラボ」で学んだ卒業生により新たに企画された「ワインとマツタケのイベント」を支援。
 千曲川ワインバレー特区連絡協議会と連携したイベント開催
 市職員向けワインセミナー
 ワインを飲食店に持ち込むBYO参加店を前年度より2倍の50店に拡大
 食生活改善につながる熱中症予防や免疫セミナーの開催
 市ホームページでワイン情報の発信などに取り組んだ。 

 会議には、キリンホールディングスの溝内良輔常務執行役員、メルシャンの長林道生社長や佐藤博東日本支社長、キリンビールから鶴本久也関東甲信越統括本部長ら、キリンビバレッジから谷川浩二東日本統括本部長らが訪れた。

★令和6年度の方針として
 ▽「ワイン産業振興を軸にした地域活性化」の実現に向けて協定項目に優先度を設定。人材育成と地域産業との連携を最優先とし、上田ワインの魅力向上、観光など関係人口増加につながる活動を重点的に実行
 ▽市の各課、各社による自立的かつ主体的な活動によれ連携協定を継続。活動内容は▽市職員の勉強会としてワインセミナー・マーケティング勉強会、人事交流検討
 ▽上田市民向けに情報発信
 ▽ワインや日本酒、パンなど発酵文化をPRするイベント
 ▽ワインが飲める店、買える店、持ち込める店の情報の充実、キャンペーンの検討
 ▽ワイン用ブドウの栽培作業の体験
 ▽うえだ環境フェアで、椀子ヴィンヤードの活動成果の発信
 ▽健康セミナーの実施ーなど。

 会議の総括で土屋陽一市長は「毎年前進していると実感している。幅広い活動がなされている。来年度は選択と集中で優先度を設定し、より地域の活性化に取り組み、相互に期待が持てる」。
 長林社長は「多岐にわたる素晴らしい活動。年々、量・質ともに進化し、双方の絆を高めている。活動の源は人なので、人材の交流を実現したい」。

 溝内常務は「昨年10月に国連責任投資原則の集まりで、椀子の生物多様性の取り組みを見学するイベントを企画し、高く評価された。商業的な成功だけでなく、上田市を自然共生型農業・再生型農業のブランドとしても認知を高めたい。連携を発展させ盛り上げたい」とそれぞれ語った。

 また、長林社長は、この春に退任することを語り「皆さん歩んできた活動を思い浮かべると、とても感慨深い。活動を進化させ、世界中の人たちが上田市を訪れて地域の活性化につながり、上田市の皆さんに誇りを持ってもらうようになってほしい」とも語った。

 キリンホールディングスは19日に環境省の「第5回ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の環境サスティナブル企業部門で金賞を受賞した。
 「キリングループ環境報告書2023」では、冒頭で椀子ワイナリーでの取り組みについて言及している。