上田市鹿教湯の「鹿月荘」と「クアハウスかけゆ」が令和6年度末で廃止へ。<上田市議会3月定例会・議会全員協議会>2024
テーマ:上田市ニュース



上田市は26日、公共施設の運営やあり方で、民間からもアイデアを募集するなど検討を重ねてきた3施設について方針を市議会全員協議会で示した。
鹿教湯温泉の国民宿舎「鹿月荘」と、鹿教湯健康センター「クアハウスかけゆ」について令和6年度末で廃止。
武石小沢根の岳の湯温泉「雲渓荘」は段階的な業務縮小で公の施設としては令和8年度に廃止し、有効活用を図る。
鹿月荘は昭和33年開設、昭和63年に移転新築。
客室34室、収容人員110人、大浴場などがあり鉄筋コンクリート造地下1階地上2階。
利用者数は平成3年に2万8600人余だったが、平成18年には1万6200人、令和元年には9000人余で「コロナ禍」でさらに減った。
クアハウスかけゆは、昭和58年開設。
その後、温泉プールを建設、プールは25mの5コース、鉄筋コンクリート造2階。
利用者数は平成3年に3万2700人余だったが、平成18年には2万1700人余、令和元年には1万5100人余に。
平成27年に「丸子地域協議会」で施設のあり方を協議、施設活用のために民間事業者のアイデアなどを募集する「サウンディング調査」も行ったが、効果的な提案はなかった。
昨年、秋から地元観光協会などで説明し、廃止に向けての理解が得られているという。
今後、6月定例会で廃止のための議案を提出。”鹿教湯温泉の魅力向上”につながる事業の検討や計画策定を行う。
雲渓荘は昭和52年開設、民間企業から5000万円の寄付金を得た建設。
客室18室、収容人員84人、源泉の所有者は上田市。
利用者数は平成28から30年で1万4000から5000人余だったが、令和4年には1万2000人余に。
「武石地域協議会」から意見書や要望書が提出され「サウンディング調査」で民間から活用アイデアを募集した。
今後は、令和7年度からの指定管理業務が、宿泊を除いて飲食の提供と日帰り入浴のみに縮小。
令和8年度には公の施設・行政財産から普通財産に変更し、施設の有効活用を図る。
段階的な縮小の一方で「うつくしの湯」の施設改修を行い、住民へのサービス低下にならないように配慮する。
議員からは、今後の民間事業者による有効活用に向けて早めに条件提示を求める声があった。



