「史跡上田城跡保存活用計画」文化庁へ提出 早くて7月以降に認定! ★上田城跡の整備 本格化へ。 上田市教育委員会
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上田市教育委員会は、策定中の「史跡上田城跡保存活用計画」を年度内に文化庁へ提出、計画が早くて「今年7月に認定される見通し」をこのほど、市議会全員協議会で明らかにした。
史跡の活用や、旧市民会館周辺の武者溜りや三十間堀、本丸に現在ない4櫓や櫓門の再現を盛り込んでおり、今後本格化する整備方針の礎となる。
同計画は、令和3年から城郭などの専門家による策定委員会や文化庁との協議、市文化財保護審議会やパブリックコメントなどを経て策定した。
計画期間は令和6年度から15年度までおおむね10年間。
史跡上田城跡の保存・活用の指針で、史跡として守るべき価値、保存管理の方針や方向性、活用方法、整備方針などを盛り込んでいる。
計画の大綱は「伝えよう未来に、尼ヶ淵の堅固な要害を」。
★史跡として守るべき「価値(本質的価値)」については
・二度にわたる徳川軍の攻撃でも落城しなかったこと。
・仙石氏による復興で河岸段丘など自然地形を巧みに利用した 強固で技巧的な城。
・城郭としての姿を残す遺構としての価値。
・明治の廃城後に市街地化を免れ、公園として市民に必要な場所。
・シンボルとして親しまれていることーなどを挙げている。
課題としては、史跡内の民有地公有化、遺構未確認部分の発掘調査、石垣など崩落防止と耐震化、史跡外で追加指定の検討や遺構確認など。
★活用の方法では
▽城郭遺構の情報発信
▽仙石氏による復興以降の情報提供の推進
▽AR、VRを活用した上田城の全体像の発信
▽VR上田城の再検証、再公開の検討
▽イベント等における活用
▽城下町と一体とした活用▽学校教育や生涯学習における活用|など。
★整備の方法では
▽二の丸東虎口 旧市民会館を解体し、武者溜り、三十間堀の整備
▽二の丸東虎口北側一帯 テニスコート移転後の整備は有識者の意見を踏まえて検討
▽本丸内の4櫓及び櫓門の再現 懸賞金制度などにより資料収集に努め、西櫓を基にした櫓の再現などの調査研究を進める
▽上田市立博物館移転後のガイダンス施設 「(仮称)博物館整備基本計画策定」を進め、移転後のガイダンス機能を持つ施設整備を検討。
今後の具体的な工事は、旧市民会館駐車場の生垣を撤去、旧市民会館解体工事のための工事車両の道路を敷設、令和7年度に解体工事を行う予定。



