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上田市内外の70社が協力して生活ノート「TSU・NA・GA・RU(つながる)」を作成! ★上田市内7中学校へ寄贈

テーマ:上田市ニュース

【生活ノートを持つ中澤さん】
【生活ノートを受取る大塚明彦上田四中校長】

 「上田地域の中学生が地域の先人や企業を知り学ぶきっかけにしてほしい」ー

 市内外の70社が協力して生活ノート「TSU・NA・GA・RU(つながる)」を作成し、市内7中学校へ寄贈した。

 生活ノートは、市内の全中学生役約4,000人が毎日の予定を書き込み先生とのコミュニケーションや学習計画を立てるために使っている。
 今までのノートはこうした予定等の記入欄のみで保護者負担で利用されていた。

 企画をしたのは、同市国分の有限会社伸和印刷の代表取締役の中澤信敏さん(50)。
 子どもたちを地域で育み、明るい未来を与えたいと日頃の悩み事等の相談窓口や市内のこども食堂の情報、郷土愛や地域への誇りを育む地域の偉人の紹介。
地元企業や様々な仕事も紹介するなどで教材となるようにした。 企業・団体からの協賛により今までは保護者負担となっていたノートの経費も軽減することができた。

 3月下旬に寄贈した市内の中学校は、二中、四中、五中、丸子北中、丸子中、真田中、菅平中の計7校。4月から約2000人の生徒が使い始める。
 なお、このノートは学期毎に1冊で年間3冊が各生徒に提供される。

 中澤さんは「ノートを使った中学生や先生の感想を聞くことができればうれしい。次年度以降もこうした感想を活かしたノートづくりを進めたい」と話している。
 生活ノート「TSU・NG・GA・RU」の問い合わせは、伸和印刷の中澤さん(電話)0268・22・7710)