上田市の「レイライン調査隊」が正式な発足式を行う! 市民などからのメンバー募集中! 22日に「冬至のレイライン」に合わせたバスツアーを実施!
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上田市地域おこし協力隊の佐藤克哉さん(25)や長野大学が中心となって活動してきた「レイライン調査隊」は、18日「正式な発足式」を、サントミューゼで行った。
★市民らから広くメンバーを募っている。
令和2年に認定を受けた日本遺産「レイラインがつなぐ『太陽と大地の聖地』~龍と生きるまち信州上田・塩田平~」を背景とした調査隊。
結成目的は、新たなレイライン発見とパワースポット創出に向けたフィールドワークを行うこと。
そして、それに関連する文化財を含め、レイラインから見た地域の魅力を掘り起こすとともに観光活用を図る。
地域にはまだ見つかっていないレイラインもあると考えられるという。
調査を進めるとともに、若者が文化財に興味を持つきっかけ作りなどにもつなげる考え。
★基本的な活動は
アプリなどを使ったレイラインと関連文化財の調査
ホームページやSNSによる情報発信
レイラインを活用したイベント・ツアー企画
調査隊の発起人で代表は、レイラインを活用した塩田の魅力発信プロジェクトを進めている佐藤さん。
これまでも準備期間として長野大学の学生と連携して活動を行ってきた。
顧問や協力は、聖地観光研究所・レイラインプロジェクト主催の内田一成さん、東急エージェンシー所属の長谷川光さん、上田市、塩田平ボランティアガイドの会、塩田まちづくり協議会、長野大学。
調査隊として活動する同大学生は、講義「信州上田学」の実習科目「地域協働活動」を受講する2、3年生のレイライン班約10人。
塩田平かるたを使った人間かるた、かるたの塗り絵コンクール、レイラインモデルコースの企画などに取り組んできた。
レイライン班メンバーで、2年の大久保美咲さんは「講義や調査隊の活動を通じて、魅力を学び感じてきた。塩田には文化財がたくさんあり、知名度の低いものも含めて、みなさんに知ってもらおうと考えている」。
佐藤さんは「塩田地域が自立自走していくためには、日本遺産認定ストーリーを体感できる構成要素と若い力が必要不可欠。調査隊員は広く募集し、レイラインを活用した塩田の魅力発信を地域主体で進めていく。興味のある人は協力してもらえたら」と話した。
◇ ◇
22日には「冬至のレイライン」に合わせたバスツアーを実施。
すでにツアー定員は埋まったが、午後3時半から生島足島神社西鳥居で行うレイライン観測会は参加可能。
申し込み不要、現地集合。
また、来年からは、調査隊顧問、塩田平ボランティアガイドの会、長野大教員など招いたイベントを予定している。
問い合わせ(電話)0268・38・3000(塩田地域自治センター)