上田市の「ゆうすげと蝶の里」が「手作り看板」を設置! ★この地で観察することができる「チョウ」や「植物の生態」などを記す
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上田市上塩尻の「ゆうすげと蝶の里」は、この地で観察することができるチョウや植物の生態などを記した「手作り看板約30点」を、設置した。
同会は虚空蔵山麓に広がる約2・5haの里山でチョウの食草などを育てている。
この時期に見ることができるジャコウアゲハは「長い尾をなびかせて優雅に舞う。オスは黒、メスは灰白色。年2回発生。食草はウマノスズクサ」。
ウマノスズクサについては「多くの卵が産みつけられられるため、幼虫に食べられ丸坊主になることも」などと説明した。
看板は縦20㎝、横30㎝のアルミ製で、廃材を再利用した会員のお手製。今後さらに数を増やしていく予定だという。
ここはかつては桑畑で、その後は野菜などを栽培する農地だった。
北陸新幹線のトンネル工事資材置き場として使用された後は、耕作放棄地に。
地元の有志が20年前に「環境を整備して子どもたちの学習の場に」と活動をスタート。
もみ殻やキノコ培地を入れて土壌を改良し、チョウの幼虫が食べる植物や成虫が密を吸う花などを植え続けてきた。
昨年秋には長距離移動することで知られる大型のチョウ、アサギマダラが飛来して「一目150頭」が乱舞したという。
今の時期はアゲハチョウやベニシジミ、テングチョウなど20種ほどが飛んでいる。
会員は地元などの60代から80代の14人で、毎週、土曜日の午前中に現地で活動している。
会員で同市上塩尻の清水洽さん(77)は「暑い時期の草取りは重労働で大変な作業だが、先輩方の情熱に引っ張られてやっている。地域の人や子どもたちが楽しんでくれるのがやりがいです」。
同じく上塩尻の金子嘉朝さん(71)は「地域の皆さんと交流できるし、自分の健康づくりにもなる。いろいろなことを知ることができて勉強になります」という。
ヒャクニチソウやキキョウ、ユウスゲ、ワレモコウなどが四季折々に楽しめる。
今後は、バッタやコオロギなどの虫取りができる「昆虫採集ゾーン」も設ける計画だ。
同市上塩尻の清水卓爾さん(84)は「ここはチョウが舞い、たくさんの花が咲く爽やかな場所。子どもも大人も訪れて、ゆっくり気持ちを休めていっていただきたい」と話す。
自由に見学することができる。
事前に連絡すれば会員がガイドをする。
問い合わせは(電話)090・2755・8572(清水さん)



