上田市教育委員会が「中学校部活動の地域クラブ活動移行」に向けた協議のため「上田市地域クラブ活動推進協議会」を開く! ★「中学校の部活動の方針の改定案」と「部活動地域移行推進計画案」を示す。
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上田市教育委員会は、中学校部活動の地域クラブ活動移行に向けた協議のため「上田市地域クラブ活動推進協議会」を市役所で開いた。
「中学校の部活動の方針の改定案」と「部活動地域移行推進計画案」を示した。
同協議会は昨年12月に初会合を開き、今回が2回目。
中学校部活動の地域移行は「学校教職員の働き方改革で時間外勤務の削減」「部活動で専門外競技の指導」「生徒数の減少による学校単独の活動が困難」「生徒の希望する活動の選択困難などの問題点」がを背景。
令和8年度末を目途に休日の地域クラブ活動への移行。
平日であっても移行可能な部活動は、順次移行する方針が県から示されている。
課題として、地域で受け皿になるクラブの設立と指導者の確保、運営費、徒歩で行くのが難しいクラブへの移動などさまざま。
従来からクラブや指導者が多く、移行がスムーズにできる地区と、そうでない地区の差が大きい実態もある。
今回、市教委が示した「中学校に係る部活動の方針」の改定案では、国ガイドラインと県活動指針を踏まえ「部活動の地域クラブ活動への移行」を新規追加。
移行時期を含め、内容は県の指針に沿っているとした。
出席委員から、他市では県のガイドラインの先を見据えて部活動を平日を含めて廃止して地域移行する動きがあるが、上田市の場合は学校主導の部活動を残して土日の移行を進めるかの質問あった。
市教委からは「長野市、松本市は廃止することをうたっている。上田市も検討した。平日の部活動が残っていれば、地域クラブ活動が進まないということや、子どもの希望者が少ないこと、中途半端という意見も頂戴している。上田市としては、現状、まだ部活動という形を平日行うことを残しつつ、最終的には平日も含めて完全にクラブ活動を移行するが、(現状から)そこまで踏み込んだ内容にはできない。環境整備もまだ行う必要がある。徐々にというスタンスで作成した」と答えた。
土、日は部活動の延長になるのか、部活動とは切り離すのかの質問に「平日の部活動を残すのではなく、休日については子どもの興味関心のあることに参加する」とした。
部活動地域移行推進計画(案)では、基本目標として「中学生の『やってみたい』を地域で紡ぐ」と掲げた。
★基本方針を
▽学校部活動の学校・地域間連携の推進
▽生徒の多様なニーズに応える環境づくり
▽適正な活動と持続可能な運営体制の構築
▽生涯にわたってスポーツ・文化芸術活動に親しむことができる環境整備
ーの4項目。
スケジュールとして、今年度は「モデル事業の実施・検証、学校間連携のたたき台作成・協力依頼」「市ホームページに特設コーナー設置」-など。
令和7年度は「先行する地域や種目で地域クラブ活動開始」「事務局設置・運営団体の決定」「地域クラブ活動ガイドライン策定」「生徒のニーズに応じた新しい活動の場の立ち上げ」-など。
令和8年度は「地域クラブ活動への入会」「指導者募集、研修会の実施」「年度末までに全ての休日部活動を地域クラブ活動に移行」-など。
委員からは、運営主体・担う団体や指導者数の実態把握する意見、示されたスケジュールでは、これからの子どもに説明ができずに不安になるという意見。
それぞれの立場でこれから何をするのか明確にする必要性など、さまざまな意見が出ていた。



