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遊休荒廃地から「世界に誇るヴィンヤード」へ四半世紀! ☆上田市の「陣場台地研究委員会」が「メルシャン」から感謝状 ☆前会長、堀内顧問に功労賞

テーマ:上田市ニュース

【感謝状・功労賞の報告。左から久保田顧問、堀内顧問、金子会長、土屋市長ら】

 上田市丸子地域、陣場台地が遊休荒廃地からメルシャン(株)のワイン用ブドウを生産する世界に誇れる「椀子ヴィンヤード」への発展に四半世紀。
 メルシャン(株)は、ブドウ畑のヴィンヤードの開発などに協力している「陣場台地研究委員会」にこのほど感謝状、元会長の堀内汀(みぎわ)顧問(90)に功労賞を贈呈した。

 かつて桑畑や薬用人参を栽培していた陣場台地は、農家の高齢化などからほとんどが遊休荒廃地となっていた。
 メルシャン(株)はワイン用ブドウの自社農場を開発するため陣場台地を候補地の1つとしたことから、平成12年・2000年に地元区長や丸子町議会議員、農業委員などで構成する組織を立ち上げ、地域や地権者の理解を得る協力体制を構築。
 
 2003年から農家から土地を借りてヴィンヤードを開始。
 現在では、30ヘクタール近いヴィンヤードが広がり、2019年からはワイナリーができた。
 世界から評価されるヴィンヤードや高品質なワインを醸造する一方で、観光拠点としても注目されている。

 委員会活動を行って25年の節目、先月28日に行った総会の席で、メルシャン(株)の大塚正光社長からの「感謝状」と、初代会長への「功労賞」が同社から贈呈された。

 贈呈を受けた報告を、上田市役所で土屋陽一市長に行った。

 委員会の金子和夫会長は「25年の節目で感謝状をいただいた。多くの皆さんが関り立派なワイナリーができ、地域の誇りになる。上田市が進める有機物リサイクル施設も含め、これからどのように陣場台地を魅力的な場所にするかが新たな目標。ヴィンヤードやワイナリーを引き立てられる陣場台地にしたい」と話していた。

 同席した堀内顧問と地元議員として当初から関わってきた久保田由夫市議が、100人以上の地権者に理解を得るなど大勢の関係者への感謝や、最初に植えた苗木、ワイナリー建設のお願いに何度も同社を訪れたことなどを語った。
 「大勢の人が関わっており、上田市にとっても大事な拠点で、陣場台地の魅力をさらにアップさせたい」
 「もっと大きなヴィンヤードにし、さらに多くの観光客が訪れるようにしたい」などと話していた。