生島足島神社が「御筒粥ト神事 (おつつがゆうらないしんじ)」を行う!五穀養蚕の豊饒を占う。
テーマ:上田市ニュース




生島足島神社で五穀・養蚕の豊饒を占う「御筒粥ト神事 (おつつがゆうらないしんじ)」が14日夜、神職によって非公開で行われた。
「葦(あし)」と「米」を炊き上げた後、葦を割って、その中に入っている米粒で、その年の農作物や養蚕の豊饒を占う。
15日は、占いの結果を祭神に報告する神事「御筒粥卜奉告祭」が本殿で行われた。
下之郷自治会長の関茂さんや松澤繁樹総代長らが参加した。
占いでは、今年前半は水不足が心配されるが、後半の作物、稲、小麦、キビ、蕎麦は良い結果だった。
続いて行われた悪霊を退散させる神事「蟇目鳴弦(ひきめめいげん)」は、蛙を退治する神事で、神職が鏑矢(かぶらや)を池に向かって放った。
蛙は水田などの土手を崩したり、穴を開けたりする厄介ものとされるため、蛙を退治させるための神事。
次に 池内宣裕宮司代務者が御神橋から神池に東の方角、続いて西の方角に矢を放ち、蛙を射る「蛙狩神事」を行った。