ニュースの力で地域を良くする新聞社
東信ジャーナル

新聞購読のお申込みお問い合わせ

◇おことわり/催し等は新型コロナウイルス感染症対策のため中止または延期の場合がございますので主催者等にご確認ください。

上田市消防団が3年ぶりとなる「消防出初式」を開く!

テーマ:上田市ニュース

【第8分団のはしご乗り】
【各分団のまとい振り初め】
【木やり】
【あいさつする福澤団長】
【万歳三唱で締める】

 上田市消防団(福澤賢治団長)は15日、3年ぶりに「消防出初式」を開いた。
 これまで市街地で行ってきた出初式は「新型コロナ感染対策」のため規模などを縮小し、サントミューゼで関係者のみで行った。

 サントミューゼ駐車場に徒歩部隊と車両部隊が整列し、ファンファーレとともに開会。
 団員の堂々たる行進や観閲、機械器具点検を行った。

 伝統技能披露と式典は大ホールで行った。
 第1分団の「火消し太鼓」と、第8分団の「はしご乗り」、第3分団の「消防木やり唄」、各分団による「まとい振り初め」を披露した。

 式典で、福澤団長は「コロナ対策で規模を縮小、楽しみにしていた皆さんには大変心苦しい。昨年、上田市で火災件数は45件、前年比4件増となった。いつかくる災害ではなく、いつもくる災害に備え、防災、減災に役立つ知識と技術の向上を重ね、各種訓練に励む。地域の皆さんとともに災害に強い地域づくりに努めていきたい」と式辞。
 
 土屋陽一市長は「先人たちが築き上げてきた消防の伝統と栄光を引き継ぎ、社会情勢や時代に即した取り組みでさらなる発展を期待する」と訓示を行った。

 各種表彰や感謝状の贈呈などを行い、受章した団員は491人。
 それぞれ代表者が受けとった。

★表彰者は次の通り(敬称略、数字は分団など)。
 ◆上田市長表彰
  ▽功績章 分団長 平澤洋介(1)、増田幸介(2)、坂下浩(3)、手塚健(6)、近藤健太(7)、豊島明憲(8)、一ノ瀬弘樹(13)、手塚大輔(14)、林直樹(16)、岩下靖太郎(18)、松山勝寿(19)、志賀秀義(20)、宮崎涼(丸子1)、丸山雄志(丸子2)、滝澤直樹(丸子4)、鈴木紀明(丸子6)、矢嶋正明(菅平)、松沢裕幸(長)、鬼頭慎(武石東)、宮原謙一(武石西)
  ▽特別無火災自治会表彰 北大手自治会、下紺屋町自治会、上塩尻自治会、中野自治会、飯沼自治会、七ヶ自治会
  ▽無火災自治会表彰は13自治会

★このほか表彰
  ▽長野県消防協会長表彰160人
  ▽上小消防協会長表彰142人
  ▽上田市消防団表彰169人

 退任者感謝状は、元ラッパ審査長で名誉指揮者の田中春洋さん、元ラッパ審査員の栗林和幸さん、傅田喜一さん、松木正之さん。
 出席した田中さん、栗林さんに手渡した。

 退団役員感謝状は、代表で前丸子第3分団長の清水寿也さんに贈呈。 
 退団役員あいさつは、前団長の矢島昭徳さんが行った。

 受章者を代表して、長分団の松沢裕幸分団長が謝辞を述べ、最後は万歳三唱で締めた。