上田市の長野大学の学生が、(有)鯉西の「つけば小屋鯉西」近くで「体験」「ウグイの試食」を行う!
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「千曲川で江戸時代からの伝統漁業「つけば漁」を学ぼう」-。
上田市の長野大学の学生1、2年生43人が、(有)鯉西(西沢徳雄社長)の「つけば小屋鯉西」近くで「体験」「ウグイの試食」を行った。
つけば漁は、ウグイ(ハヤ)の産卵習性を利用し、天然の産卵床に似せて人工的にきれいな玉砂利を敷き詰めて「産卵床」をつくる。
産卵期特有の匂いを放つ元気なウグイを種箱に入れて沈める。
他のウグイに「ここは産卵に良い場所である」と思わせて、おびき寄せ捕獲する漁。
きれいな玉砂利を保つため、藻などが付着しないよう、きれいにするのが大変な作業になる。
現在のスタイルが確立されたのは明治中期ごろで、全国的にも珍しい漁法とされている。
学生は環境ツーリズム学部の高橋一秋教授のゼミ生ら。
千曲川の自然資源、伝統的な漁、伝承を担う人の魅力も学んでもらおうと、高橋教授は以前から学生をつれて訪れていたが「コロナ禍」で中断。
昨年から大勢の学生が参加する学びの機会となっている。
学生は胴付長靴を着用するなどして川に入り、西沢社長がつけば漁の構造などを現場で解説した。
どのように漁を行うかも実演し、学生も玉砂利をきれいにする作業を体験した。
一番最初に作業体験した兵庫県出身の亀山倫也さん(1年)は「初めて体験した。水圧があるため見た目以上に重く感じ、ずっと続けるのは大変だと感じた。地元では川魚を食べることもなく、川に入る機会もほとんどないため、よい体験ができた」と話していた。
つけば小屋で、塩焼き、揚げたてのウグイを提供、塩焼きも骨まで全部食べていた上田市出身の吉川貴陸さん(1年)は「千曲川の魚を食べたのは初めて。骨も硬くなく、臭みもなくて食べやすく、思ったより美味しく、これから食べてみたい」と話し、地元の伝統の良さを再確認していた。
高橋教授は「つけば漁の仕掛けも見る機会がなく、さらに体験ができて貴重な機会になったと思う」と鯉西の協力に感謝していた。



